今日朝のテレビで島田陽一というコメディアンの人のおばあさんの事を放映していました。かばいばあちゃんとか言ってました。昭和30年代の話です。今と違って貧しいが、皆仲良く生きていた時代の頃の話です。
テレビや個室なんて家にありませんから、寝る、食う、団欒がすべて同じ場所。今の様に食事が終わったらみんなバラバラと言う事はありません。
金がないから笑うしかない。ばあちゃんが言ったそうです。”暗い話は夜にするな。昼間にしたらなんでもない”。”自分お家は代々貧乏だから貧乏なんてどうって事ない。”などと。
あまり豊かではなかったが、皆が仲良く助け合って生きていた様です。今は物が豊かになりましたが、日本人の心の中に何か抜けているとこの人も語っていました。金欲、物欲に走りすぎていますね。
そういえばフィリピンでは貧しいが笑顔が多いい。多分生活が苦しいから笑うしかないのか。日本では30年ほど前にあったような様な画面に筋が入って見えないテレビを多くの人がじっと見ていました。何か30年前の日本を思い出しましたね。子供も裸足で走り回ってました。
金がないと生活が苦しい。金が出来ても何か心が満たされない。うまくいきませんね。