「
十三人の刺客」
「斬って斬って斬りまくれ!」
というセリフがあるように、戦いのシーンはすごかったです。
200人を13人で迎え撃つための作戦は映画ならではの迫力かも。
実際は無謀だとは思いますが…そこもまたロマンなのかもしれません。
主人公・島田(役所広司)と対する鬼頭(市村正親)の関係もまたよかったです。
暴君を誅するために暗殺者となる島田。
暴君だと知りながら、諌めつつも全身全霊で仕える鬼頭。
武士道とは何なのか、己の信ずるものは何なのか。
13人の刺客もそうですが、それぞれに個性と魅力があり面白かったです。
山田孝之はただただかっこよかったし。
山の民の伊勢谷友介こ汚いのにかっこよくて面白くて和んだし。
何よりも、稲垣吾郎の暴君っぷりと泥まみれっぷりが素晴らしかったです。
「
悪人」
深津絵里が賞をとったこともあり、映画館は結構な賑わいでした。
が、正直あまり印象に残らなかったかも…?
というより、他のキャラクターに目がいってしまいました。
深津絵里うんぬんというより、単純にこの女の人に興味が持てなかったようです。
柄本明と樹木希林に泣かされました。
「
ちょんまげぷりん」
江戸時代のお侍さんが現代にタイムスリップしてしまうという話。
現代で厄介になるのは、働くお母さんと男の子の母子家庭。
ほのぼの・笑い・ちょっぴりの涙と、楽しめる映画でした。
現代にとまどう様子とか、居候になるかわりに家事覚えていく様とか。
その間にケーキ造りを覚え、身を立てていくのですが…。
もといた時代に帰るのか否か。
お母さんとの恋はどうなるのか。
男の子がこれまたいい味を出していて面白かったです。
「
小さな命が呼ぶとき」
難病の子供の薬を作るために今までのキャリアを捨てる父親。
でも医学の力はないので、研究者を求めバックアップしていくという。
実話を基にした映画だそうです。
で、この実話の部分をテレビでみたことがあり、映画も見てみました。
新薬を作りたくてもビジネスというものがある以上いろいろなジレンマがあります。
なかなか難しい問題です。
必要とする人が必要なものを手にすることができるようになればと思います。
「借りぐらしのアリエッティ」
2回目でした(笑)。