頑張っている

お昼前に行くと
台所からいいにおいがしている、煮物が出来ている
「おかず炊きながら編んでるねん」
エプロンを掛け髪を束ね、張り切っている

ベストも後ろ見ごろが出来かけている
白の毛糸同じ色がなかったので、ベージュを買ってきた。
白とベージュで配色にいいねと買ってきたのに

「後ろ見ごろは白で、前身はベージュにするつもりや」
やっぱり昔のようにデザインまでは頭が回らないよう
「それはおかしいよ、少し縞模様にしたら」
「そうしようか、あんたの方がセンスええから」
珍しく褒めてくれた
もうすぐ出来上がりそう
次は何を作るのか楽しみ

毛糸

時雨れる

大阪は暖かいそうなのに
岐阜は冬のような風寒い

母は私が居ないと外にも出ないので
「お昼カレーうどん食べに来る？」と電話をする
「行くわ長いこと運動してないから、食べに行くわ」
本人も良く分かっている
いつも帰りは送っていくが、本人は「運動不足やから歩いて帰るわ」
夜のおかずを持ってしんどそうに帰っていった。

夕方毛糸が足りないと言うので、買い物がてら買いに行く
やる気満々で、次の毛糸も買いたそうだった。
「も少し目が慣れたらまた買いに来るわ、まだ頼まれたのも編んでないから」
仕事人間に戻っているが、
「目が見にくい白内障の手術せんといたらよかった」
また愚痴が始まった。
聞き流そう

やる気に

寒い

2.3日留守にしている間に秋が深まっている
孫たちと楽しい日々を過ごし、今日はボーッと一日を過ごしてしまった

母は編み物を始めている

私が留守の間に息子たち家族が訪ねてくれた。
「孫が着ていたベストがお姉ちゃんのお下がりで小さくてかわいそうやから、早くベストと帽子と手袋を編んだろと思ってる」

編み物は2年ほどやっていない
色々編んでは見ていたが、途中で挫折していた。
今日はもう20ｃｍほど身頃が編めている
子供の力は大きい
やる気を起こさせてくれた
「次は手袋を編むわ」
「手袋むつかしいのと違う」
「時間は一杯あるから、本見ながらやってみるわ」
すごいやる気十分
顔も元気で明るい

やっと自分のペースに戻った。
裂き織りも性に合わなかったのかもしれない

明日から留守に

明日から千葉に行く
母は少し不安そうだが、孫家族が近くに引っ越してきているので
「何かあったらすぐ飛んできてくれるから、ええわ」
「ゆっくりしておいで」
結構気持ちよく留守番をする気になってくれた。

3日分の食料を一緒に買いに行く
あれもこれもびっくりするくらい買い込んでいる
買い物もストレス解消だからと眺めていた。
言い訳「私食べるものが一杯あると安心するねん」
自分でも買いすぎたと思っているよう
買い物に行くと牡蠣フライを買う
良く飽きないなと思う

バッグ

近頃母は張り切っている
今朝「暇だったら着物解いて」と電話をする
ストレスをためないように暇つぶしを作ろうとしたが
「私も色々やることがあって忙しいねん」
と言われてしまった

母と同じ布でバッグを作る
少し変わった形で私は大満足なのに母は「おかしな形やね」と一言
　　　　　新作バッグ

元気はつらつ

この間から紅しょうがの天ぷらが食べたいと言っていたので
夕方天ぷらを揚げて持って行く

エプロンを掛け元気な昔を思い出すような若々しい姿
機敏な動き
お医者さんの一言（百歳まで大丈夫）が効いているよう
母は単純だから医者の一言で元気にもなり、病気にもなる
昔人間だから医者は神様みたいな存在なんだ

患者に病状告知するのは本当に難しいと思う
あまりに本当のことを言われると生きる望みをなくす
母のように単純な人は少ないかもしれないが

からすうり収穫する

気分転換

昨日とは打って変わって秋晴れのいいお天気
少しずつ秋が始まって、紅葉し始めた
車で20分くらいの所に日本昭和村がある
母をドライブに誘う
退屈していたのか素直に付いて来た。
木曽川に沿って走るので途中の景色も秋らしく満足気
お土産やさんや地元の果物や野菜を売っているお店があるので
観光に来た気分になれる
曾孫に紙風船を買っている
自分用に駄菓子を見つけ、うれしそう
近いので体も疲れない、気分転換にはいいコースだった。

お客さん

寒い　強風

今日は従姉が遊びに来てくれた。
母は外食したくないと言うので、お寿司を買ってきて食べる。
入れ歯の調子が悪いので外では食べたがらない
久しぶりのお客さんなのでご機嫌に昔話をしていた。
「お医者さんにどこも悪い所がないから100歳まで生きられますよ」と
言われたとうれしそうに話している
信じている。

裂き織りのバッグ

からすうり

お昼ごはんを食べに来る。
帰りに大阪から持ってきたゼラニュームの鉢を持って帰る
私の手入れが悪いのでよれよれになった花を見て、ムッとしていた。
物を大切にする母には怒れることだと反省した。

からすうりが真っ赤に色づいて秋らしい風情
収穫をしたいが道行く人が眺めて楽しまれているので切れない
　　垣根を飾るからすうり

今日はご機嫌

今日は穏やかな顔をしていた。
「大掃除に出て行ってジュースもろうた」
今日は地区の大掃除だった。
「元気でないのに掃除は行かなくていいよ」と昨日言って帰った。
何か考えることがあったのか、自分から参加したようだった。

暴言を吐くのはストレスが溜まっているからかもしれない
私にしか言えないのだから、受け流す訓練をしなければ

今日は裂き織りをしていると、「おせん（おせんべい）食べるか、お茶？コーヒー」と聞いてくる
今までにないこと、反省しているのかな？
理解して反省しているのではない
でもいい、なんでも機嫌がいい方がいい

お医者さんが「検査の結果どこも悪くないから100歳まで生きられるよ」
と言われたから大阪にある洋服ダンス持って来たいわ
医者の言うことを間に受け、100歳まで生きるつもりらしい