お友達

母から果物がなくなったから買いに行きたいという要望ががあったので
今日は朝買い物に行った。

お友達との毎日を立て続けにしゃべっている
「肉じゃがを炊いていたら遊びに見えて食べながらしゃべったの」
「ご飯一緒に食べればよかったのに」
「食べるもの用意して来たから、ご飯は食べないていわはるから」

やっぱりあんまり噛み合ってない
でも二人で「80何年生きてきたけど、よその家でおかず食べた事なかった」
結構楽しいみたい

お互いこの年になるといいかっこうすることもないので
気兼ねなしにお付き合いできるのかもしれない

これからもう少し距離を置く事にしよう
私がしょっちゅう母の所にいると、遠慮されると思う

私もなんかホッ

母から電話

夕べから雨が降り続いていた。
母の所にも行けない

11時には友達と出かけ、6時になってしまった。
母の夏のワンピースがあったのでおみやげに買って来た。
急いで夕ご飯を作って、食べながら持って行ってやろうかと思っていると
電話が掛かってきた「電話もないので病気になってるのかと心配してた」

昨日の夕方明日は一日行けないからと電話をしていたのに
忘れている

でも最近は自分から電話をするようになった。
今まで自分から働きかける事はなかった。

草取り

今日は変なお天気で、朝からは雨が降りそうなのに降らなかった。
草取りをしながら、バジルとロケットの間引きをした。

まだいっぱい草が生えているので母に草取りに来て
でも来ない
午後は雷と大雨

夕方もしかしたら病気かもしれないと心配になり
「雨降ったからいかんかった」
それだけの事だった。

真っ白のサボテン

昼間は暑いが朝晩はまだ涼しい、鶯もまだ鳴いている

今日は一日2階の片付けをした。

夕方母の所にサボテンの花を観賞に行く
まっ白い花が15個一度に咲いている
私も育てているがたまに咲くくらいでほとんど咲かない
母は大阪にいる時からよく咲かせる
肥料をやる事もなく、水も雨水だけ

花にも相性があると思う
昔友達から貰ったサボテンで、その方はもう亡くなった。
色々昔話を語ってくれた。

一日花もう明日は萎れている

羨ましがられて

近頃母の私に対する評価が上がっている
私はお弁当の残り物を届けたり、お花を見に連れて行ったり
自分の気まぐれで母を連れ出したりする
気が向いた時だけの親孝行なのだが
母のお友達はうらやましがられている様子

お友達は近くに娘さんが見えるのだが
子供さんが4人もいて親の事まで手が回らないのだと思う
ましてお母さんは車を運転され立ち居振る舞いもしゃきっとされ
老人らしくない
手を貸す必要がないと思っているのだと思う
でも母には食事の用意が一番大変と零しておられる

今まで母は時々自分が一番不幸だと思っていたようだが
今は私は幸せだと思えるみたい

スモークツリーとはまなす

落ち込む

夕方友達が来る
一人暮らしをしているお母さんの家からの帰りだった。
「今母と喧嘩して帰って来て、落ち込んでいるの」と元気のない顔
いつも優しい人だから親にも優しく接していると思っていたが
聞いてみると私と同じで強い言葉しか出ないと言う

少し話すと落ち着いた様子で
「帰って電話で謝って見るわ」
私もたまには役に立つよう

弱い立場の親を落ち込ませても罪悪感だけ残る事になる
こちらから謝った方が気持ちが落ち着く、すっきりする

私も今日草取りに来てくれたので
「草取りに来てくれてありがとう」
素直に言えた
母は「私が勝手に行ってるのやから」
かわいくない返事

生きがい

土曜日に孫家族とお昼ご飯を食べとても楽しかったらしく
「あの子らの成長した姿見たいから、長生きしたいわ」

この最近生活に張りが出て、生きる楽しみが沸いてきている
元気で長生きしたいと思うと
体がしんどくて思うように動けないので愚痴になる

私から見たら86歳にしてははつらつとしていると思っているが
本人はいらいらしている
どうしてやる事も出来ない

たこ焼き

昨日は孫たちが来るのでたこ焼きに挑戦した。
悪戦苦闘の末何とか上手に反せるようになった。
失敗作がいっぱいになってしまったので、母を呼ぶ
艶やかな元気な声で「失敗でも味はおいしいのやろ、食べに行くわ」
お友達が出来たお陰で生活に張りが出てきたみたい

孫たちが来る前に結構おいしそうに食べていた。
みんなが来て楽しそうに食べる様子を眺めている
でも一言「私に焦げたの食べさせるんやんで」

帰りたくなさそうだったが
みんなでプールに行く事になったので、息子が送って行った。
私は一緒に行ったので楽しかったが、母は物足らなかったと思う

でも仕方のない事
明日は我が身

母たちの付き合い方

母のお付き合いを見ているとハラハラする
「あんたがくれた大根友達に分けようと尻尾の方を切りかけたら、私は青首の方が好きだからと言わはるねん」
「それでどうしたの？」
「上から切ったら日持ちせへんから、もうちょっと待っててと言って断った」
どっちも自分の考えを曲げない、歩み寄る事もないようだが
毎日関わり合っている

気を使ってお付き合いするより、自然体の方が疲れない
飾るお付き合いは年を取ると出来ないのだと思う
自己中心だから相手の言う事など気に留めない,
だから気も使わない