マメ科ルピナス属。耐寒性、または半耐寒性の、一年草・多年草。 別名:タチフジ(立藤)、ノボリフジ(昇り藤)。根生葉が掌状複葉であることから和名をハウチワマメ属と呼ばれる。また、花の様子が藤に似ており花が下から咲き上がるため昇り藤とも呼ばれる。ルピナスはオカミに由来し、吸肥力が非常に強い特徴を貧欲な狼に例えたものである。 原産地:北アメリカ、南アフリカ、地中海沿岸。 原産地に200種以上が分布している。葉には長い柄があり、草丈50~180㎝くらいになる。 春から初夏にかけて雄大な総状花序を出し、蝶形花を多数咲かせる。宿根ルピナスの大きなものでは、花穂が60㎝にもなる見事な花になるが、暑さに弱く暖地の気候にはあまり合わない。古代には食用、飼料用、石鹸の材料として利用された。 日本では明治期に緑肥用作物として導入された。園芸植物として栽培が始まったのは近年になってからで、1,911年にジョージ・ラッセルが改良種を開発し、多様な園芸品種が作られるようになった。 開花期:3月~6月。3月10日、3月17日、5月31日、11月2日に誕生花。 花言葉:「貧欲」、「欲深い心」、「母性愛」、「いつも幸せ」、「あなたは私にやすらぎを与える」。
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ルピナス (2月5日花屋) 
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