ユリ科バイモ(フリチラリア)属。 別名:アミガサユリ(編笠百合)、バイモ(貝母)、テンンガイユリ(天蓋百合)。 耐寒性多年草(球根)。 球根は鱗形で二つの鱗片が花茎の地下部分を抱くようについています。 葉は広めの線形で葉先は長く尖り、葉の上部が巻きひげ状に巻きます。地下茎は漢方薬として知られ、成分のアルカロイドには鎮咳作用やアトロピン様作用があり、鎮咳、去痰、止血、解熱などを目的として処方されています。草丈20~50㎝。 原産地:中国原産。中国原産の球根植物で、700年前から薬用植物として栽培されており、日本には江戸時代の享保年間に薬用植物として、中国の商人が幕府に献上したのが始まりとされています。貝母は神秘的な雰囲気のある「クロユリ」と同じ属の植物で、一般に観賞用として栽培されていますが、稀に野生化している場合もあります。植え替えは2~3年に一度行います。開花期:3月∼5月。花は釣鐘型の6枚の花弁を持ち、茎先から上部の脇に1個ずつ垂れ下がって咲きます。外側が淡緑色を帯び、内側は網目模様があることから、「アミガサユリ」と呼ばれ、また、早春に開花することから「ハルユリ」とも呼ばれる。2月24日の誕生花。 花言葉:「威厳」、「人を喜ばせる」、「努力」、「才能」、「威光」、「謙虚な心」、「権威」、「追放」。
写真
バイモユリ (2月20日花屋)
写真

