キク科ヒマワリ属。 多年草。山野に自生し、草丈1.5~3mと大きくなり、キクに似た黄色い花を9~10月につけ、 10月末に地中に塊茎を作る。葉や茎に小さな刺がある。繁殖力が強い。 本種とよく似ている「キクイモモドキ」という植物がある。 別名:アメリカイモ、ブタイモ、サンチョーク、エレサレムアーティチョーク、トピナンブール。 原産地:北アメリカ。 世界中に外来種として分布してる。 北アメリカ北部から北東部を原産地とする。南アメリカ、ヨーロッパ、アジア(日本を含む)、オセニアに移入する。日本には江戸時代末期に飼料用作物として伝来した。 栽培されていたもの以外に、第2次世界大戦中に加工用や食用として栽培されたものが野生化したものである。 和名はキクに似た花をつけ、イモができるため付けられた。 主成分は、多糖類イヌリンを含む植物繊維であり、生のキクイモには20%のイヌリンが含まれる。普通の芋と異なり澱粉はほとんど含まれない。塊茎を食用とする、 料理としては牛乳煮、バター焼き、フライ、スープ、味噌漬け、煮物など、イヌリンは消化によってオリゴ糖の一種、キクイモオリゴ糖となるため、健康食品として顆粒やお茶として加工され市販されている。 9月26日、11月3日の誕生花。 花言葉:「気取らぬ愛らしさ」
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キクイモ (8月30日・浅川河川敷)
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