ツツジ科ギョリュウモドキ(カルーナ)属。 庭木、花木、低木。 草丈0~60㎝。 耐寒性強い。 カルーナはエリカに近縁の植物で、エリカと同様ヒースと呼ばれる1属1種の状常緑低木です。 別名:ヒース、シホウハク(四方白)。 クッション状にこんもりと密生に茂り、学名のCalluna は「掃く」という意味であり、この枝で箒を作ったことに由来します。 葉は鱗片状でその間から花を咲かせ、枝全体が一つの花穂のように見えます。 エリカは花弁が大きく目立ちますが、カルーナは花が小さく,その代わり萼が大きく色ずいて、花弁のように見えるのが特徴で、この点がエリカ属との大きな違いとなっています。コニファーのような形状なので、寄せ植えの材料としても使いやすく、寒冷地ではグランドカバーとしても利用できます。 1,000以上の園芸品種があると言われ、花色や開花時期の違い、木の姿などのバラエティだけでなく、葉色も豊富で特に冬季は赤や黄色に色ずくものが多くあります。 原産地:ヨーロッパ、北アフリカ、シベリア。 開花期:6月~9月。 花は釣鐘状のピンク色。 8月11日(白)、8月30日(赤)10月17日の誕生花。 花言葉「自立」、「旅立ち」、「連理の技」。
写真 カリーナ (1月23日・花屋)