骨折していた！

母が余りに痛がり、市内の整形外科に行った。
丁寧だが時間がかかると評判の先生のところだ。
初めてでウロウロ車椅子を探していると受付の人が寄って来て、「せっかく来ていただいたのですが、ウチは時間がかかります。先にレントゲンを撮ってざっと見て先生の診察が何時頃になるか看護師がお知らせします。その時間にあらためて来てもらうとかになります」と言われた。

レントゲン撮影の間も痛がる声が廊下にまで聞こえる位で先生の診察が少し早まった。

痛がる肩を優先して背中や手の腫れたところとか撮影できませんでしたが、骨折しています、と。

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左腕をダラリ

母の転倒は、ちょっと容易ならぬ様子だ。

宵の口と日付が変わってと明け方にセンサーマットが反応した。
オシッコに起きようとベッドから足を降ろしたからだ。

体を起こそうとしても力が入らず布団をかぶったままだ。

声を上げると迷惑かけるからと辛抱しているようだ。

気付いて手を貸そうにもぶつけた方に力が入らず、抱き上げるにはダラリとかしがっていて痛いところに力がかかり、ますます体の力は抜けぶら下がり状態になる。

左手の小指のつけ根がブス色になって来た。
ぶつけた左肩がどうなっているのか、痛がりパジャマも脱がせられないまま見ていない。