朝、雨戸を開けると体形は鳩そっくりだけど羽が違う。なんていう鳥か知らないがいつも2羽きんかん食べに来ている。見ているとまず一番下の枝に止まる。次にその上の枝、その上、その上と左右に換わりながら目的のきんかんにたどり着く。
それに引き替えヒヨは、電線や大屋根から一直線にえものに向かって急降下、ピーピ-鳴きながらきんかんを食べる。ヒヨは何でも食べるが大好物は柿だ。熟れたのはよく知ってて、美味しそうなのから食べる。一度に食べきれないのか、食べさしばかりする。
めじろもたまに訪れる。めじろは蜜が大好物だそうだ。あの小さい体で素早く飛び交い花の密を吸う。花のないこの頃はローズマリーの小さい花に止まり、嘴をチュチュと忙しく動かして密をすっている。
めじろも2羽で来る。小鳥等は仲良くカップルで来る。
何時だったか羽を怪我した鳩に1羽の鳩が付き添い、夜は低い枝に止まって寝ていた。
昼間は仲良く並んで餌を拾っていた。たまにお米をひと握りまいておく。鳩に見つからないように撒く。人を見ると飛んで逃げので。飛べない羽をばたばたさして地上をあるく。可哀そうで仕方ない。逃げなくてもいいんだよといっても解らない。
10日か、2週間ほどもそうしていたが怪我が治ったのか、朝起きるといなかった。無事全快して飛べるようになったんだ。
付き添っていた鳩さん、ありがとうっていいたい。そして我が家の庭が役に立ったこと嬉しい。