花咲総合運動公園発着、忠別川沿いを往路は河川敷側のサイクリングロード、復路は堤防の上の歩道、気温20度前後、湿度はかなり高くスタートと同時にあせがブハッと噴き出す。天候は曇、しかしゴール10分位前からどしゃ降りで全身ずぶ濡れ状態に。シャワーに入らなくても身体の表面の塩を洗い流してくれた。今年3回目のハーフマラソンだったが記録は低空飛行の中にあって一番良かった。最初から最後までほとんどイーブンペースを保つことができたところは満足。次は、8日室蘭白鳥大橋ハーフだったのだが、営業が入りキャンセル。次の、21日北海道ロードレースを何としても走りたい。
さて、久しぶりの旭川だったが、駅舎の建て替えが終わり見違えるように変わっていた。駅前広場は造成中だが完成すると市の玄関口は様変わりすることだろう。既にESTAの方は閉店していて、何と旭川ターミナルホテルは、30日限りで営業を止めると言う事で、29日の宿泊客は最後のお客さんになったので記念品をいただいてしまった。従業員さんは心なしか寂しそうであったが。
週末の買物公園はかなりの人出で賑わっていた。故郷の釧路と比較すると、メインストリートの北大通は完全なシャッター通りになってしまっている。一方の旭川は、丸井今井の後も、札幌店より広いスペースのジュンク堂が入店し、品揃えも充実。思わず『虹色のトロツキー』全8巻を買ってしまって重くて後悔。上の階には木製の遊具を備えた室内遊園地が無料で開放されていて、多くの小さな子どもたちとその親が歓声を上げていた。それぞれの街が置かれている立地条件などの差はあると思うが、釧路市は中心市街地の空洞化に対し数十年簡に渡って無策だったように感じる。
走って消耗したエネルギーは、旭川生まれの友人から教えてもらった老舗に行き、きちっと補給できた。2条の「井泉」でとんかつ定食、お店の人の話だと、上野の有名な井泉で修行した先代が暖簾分けをしてもらって旭川で創業。札幌大丸デパートと日本生命ビルの地下に旭川の支店があるとのこと。さすが本店、札幌店よりも肉がとても柔らかい。
豊岡の「よしの本店」でみそラーメン。入口からお客さんが溢れるほど混みあっている。スープが唐辛子を入れてないのにピリッと辛く感じる。ラーメン店が目立つ激戦区旭川で古くからあるということは、味に主張があるからと納得。マラソン後の空腹に最高。テレビ塔の地下と札幌駅アピアに支店があるとのこと。
「純ドッグ」を旭山動物園の売店で見つける。名前だけでは想像の難しい食べ物であったが、海苔の無い太巻きにエビフライかチキンカツかソーセージを挟んで紙の筒で巻いたファーストフードとでも言おうか。レンジでチンして提供してくれる。1回は食べてみてもいいと思う。
*訂正:店の名前が間違っていました。「よしみ本店」ではなく「よしの本店」でした。 2012.10.3