トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

予算Mess

2009-07-31 | Weblog
日本で遊んできた分のツケがまわってきたように忙しい毎日が始まりました。

頼まれていた次回のコンサート曲のアレンジを音楽ソフトで仕上げるのに四苦八苦。
コンピューター知識レベルの低い私は、アレンジそのものよりソフト操作のほうに手間取っております。イライラ、、、、、

だいぶブログを怠っている間に日本の友人たちから“カリフォルニアの予算問題深刻だね”と心配メールが。

今回ほど悲惨ではないにしろ、カリフォルニアの予算削減は毎年同じように叫ばれているので住人としては慣れっ子になっていてうんざりしてます。

カリフォルニアの税制度や移民ジェネレーションを見れば、当然かなとも思いますが、、、

プロポジション13はその代表かも。
固定資産税がその価値の1%で、その家を売らない限り税金の金額が変わらないという不公平な制度。
だから同じぐらいの家を20年前に買って住んでいる隣のお宅と1年前に買ったお宅では同じ地域にいながら納税額が全然違うのです。
この制度は公立学校の予算や成績にまで大きく影響してると思います。

昨日たまたま子供達の通っていた小学校のセクレタリーにバッタリ会って、予算削減の影響はどうですか?と聞いたら、毎年のことだけど学校が始まるまで何が起こるかわからないと言われました。

この不況で解雇になった知人は失業保険6ヶ月待ちとのこと。

と、こんなところで少しはカリフォルニアの予算Mess伝わったでしょうか?

ただいま

2009-07-12 | Weblog
約3週間ほどの日本帰国を終えて帰宅しました。

久しぶりの日本はテンポが速くてすっかりカリフォルニアの田舎者と化した私にはとても刺激的でした。

大人料金に成長した子供達も毎日のようにバス電車に乗り継いで楽しい時間をすごしました。

街へ出て開口一番「日本にはハイブレッドのバスがある!」
とトニー。

どこが?私にはどこから見ても高校の時から見ている市営バスと同じにしか見えなかったけど、、、

ある日、私が両手いっぱいに荷物を持って子供達と電車を待っていたとき、「ひとつ荷物持ってくれる?」とトニーに言ったら、

「僕は耳をShut(閉じる)しなくちゃいけないからできません」
と言われてしまった(笑)。

彼は駅のホームのアナウンスには耳をふさいでしまうのです。

何はともあれやっぱり日本はいいですねえ。

手をさし述べれば食べたいものがすぐそこにあるし、
ため口使える友達がたくさんいるし、
それに、言わなくても理解されるお察し文化は理屈だらけのアメリカ生活に比べると楽園です。