長い夏休みも終わろうとしています。
子供たちは16日から学校が始まりました。
2011年の夏休みはイレギュラーなことが多くて忙しい毎日でした。
トニーのジャズキャンプ、癌の診断、ケニーのドラムコー、2人の男の子のホームスティ、シカゴ旅行、日本から親友家族が訪米、そして一昨日の癌手術。
おかげさまで癌は100%切除できました。
今はパソロジストからの最終レポートを待っています。
その手術前、ドクターが「絶対笑顔で家に帰らせてあげるから」と言ってくれた言葉は一生忘れられません。
私の性格上、もし自分の家族や友達が手術をするのだったらこんな気休めみたいなこというドクターは敬遠したでしょう。ムッとして「本当に?」とマジで突っ込んだと思います。
そんな私がドクターの言葉に単純に励まされたのは、やっぱり精神的に“真っ暗”だったからかな。
わきの下の皮膚を切ったので、ピアノが弾けなくなったらイヤだよってドクターに念を押しての長い手術。
まだ最終結果がきていないので詳細はわかりませんが、29日から始まる仕事には影響ないようで一安心です。
「これで前よりピアノうまくなってること保証するよ」と言ったドクターのジョークに、文字通り笑顔で帰宅したのでした。