トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

体育のクラス

2014-04-06 | Weblog

トニーが今学期に学校でとるはずだった体育を落としました。

このクラス、Adapted PEで障害のある人やレギュラーの体育に参加できない学生のためのクラスでした。

カウンセラーがトニーにこのクラスを薦めたので、本人はそれに従ったわけです。

 

その体育のクラスは午後からで、トニーは午前中のクラスが終わると学生センターへ行き、予習復習をしてから(スケジュール上はそうなっているけど何やってたかは怪しい)ランチを食べて、携帯に設置してあるタイマーが鳴ったら、私物を全部持って(ギターを抱えて学校へ行っているので荷物が多いのです)ロッカー室へ行き、体操服に着替えて、ジムへ。

 

そのジムがまたキャンパスの隅っこにあって、遠い。

 

そのうえ、私物はロッカー室ではなく(盗まれる可能性があるので)、そこから離れた先生のオフィスに置かせていただくことになり(先生もトニーのことを思ってオフィスを貸して下さったのだと思います)、結局、ギターと着替えた私服と教科書の詰まったバックパックといつも持ち歩いているお水のボトルを持って大移動。

 

要領の悪い彼のこの移動姿を想像するだけでもため息がでます。

 

まあ何も無くさず、無事にクラスを終えて、帰宅してくれればいいわって思うようにしました。

 

クラス開始から数週間後、トニーの帰宅時間が早くなり、どうした?と聞くと、「I got kicked out of PE class(体育クビになった)」とトニー。

 

カレッジに親が出て行くのもなあ、、、と思って、まずは一番信頼しているトニーのケースマネージャーに連絡。

 

それからそのクラスを薦めたカウンセラー、そこから体育の先生へ問い合わせてもらった。

 

先生の話によると、トニーはジムに設置されているトレッドミルとかの器具のプログラミングを勝手に変えたり、他の学生が使う器具を速い設定にしたり、、、何回か注意されても辞めなかったらしい。これは身障者の人もいるしとても危険。

 

クビになって当然ですね。

カウンセラーから厳重に注意され、体育の先生からは来学期に出直しておいでと言われたそうだ。

 


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