トニーの学校のコーチからメールがきました。
トニーがカレッジで美容師のインターン学生につかまり、練習モデルになってくれと頼まれたそうです。
それでそのままキャンパス内の床屋さんへ。
本当にいいの?と何回も確認したけどトニー自身が“イエス”と言い、どんな髪型にしたい?と聞かれて“短くして”と答えたんだって。
このメールを読んで、どんな髪型になっているのか興味津々でトニーの帰宅を待ちました。
ただいま!
わぁー丸坊主!!短くしてってこうなるの?(笑)。
何も知らないふりをして本人に“髪切ったの?”と聞くと、
カレッジの床屋さんでケリーっていう子に切ってもらった。
と本人うれしそうに言いました。
もしかしたら断りきれなかったのかなと心配したけど、嫌じゃなかったようで、
今度からカレッジでヘアーカットしようかなって言ってます。
いいねえ。学校で、しかも無料だよ。
バリカンの音が大嫌いで床屋さんのイスにじっと座れず、大泣きしてまわりを困らせた昔のトニーを思い出してほくそ笑んだのでした。