トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

グランパ

2013-02-16 | Weblog

息子たちのいない静かな週末を迎えています。

 

ケンは音楽キャンプ。トニーはキャンプ・グランパ(笑)へそれぞれ出かけました。

 

トニーは年に何回かグランパ(おじいちゃん)の家に修行に行きます。

 ってそんなに大袈裟なことではないのですが、いつも何か新しいことを学んできます。

 

トニーが自閉症と診断されたとき、“トニーは私たち家族に真のやさしさを教えてくれるために我が家に生まれてきてくれた”と言ったグランパはとても器の大きな人です。

 

それに茶目っ気があっておもしろいの。

 

9月から大学生になるケンの学費を援助して下さるそうだけど、

 「ケン、もし勉強イヤになって学校辞めるようなことがあったら即おじいちゃんに連絡してくれ。その学費資金は全部僕のものになって念願の真っ赤なスポーツカー買うから」

 と真面目に言ってケンに失笑されてました。

 

うちの地域は家の前にゴミを出すと収集車が持っていってくれるのですが、そのごみ収集者が来る前に、ゴミ箱をあさって勝手に持って行ってしまうおばさんがいるのです。

 道路に出したゴミをあさるのは違法ではないそうで、私はわざわざ私有地のドライブウエイに置いてゴミ屋さんが来る直前に道路に出したり、ケンなんかそのおばさんが来たら首を左右に振って“No”とサインを出したりしますが、そんなのおかまいなしで堂々とゴミをあさっていきます。

 いくら法律違反でないといっても人のうちのゴミをあさるなんてマナー違反だよなあとブツブツ言ってたら、グランパが言いました、

 「あの女性はね、丘の上の大きな家にひとり住まいなんだよ。コツコツ貯めたお金をベッドの下に隠してる。あの人が亡くなったときにそこから遺書が出てきてこのお金はいつも私がゴミをあさったとき唯一暖かい目でみてくれたあの親切なお宅の方にって書いてあるわけよ。そう思えばいいじゃないか」

 

思えな~~い(笑)。

 


スーパーボウル

2013-02-03 | Weblog

スポーツにうとい私もさすがに今年のスーパーボウルは真面目に?観ました。

何しろサンフランシスコ49’ersは18年ぶりのスーパーボウルだからね。

 

金曜日は49’ersのシャツを着て出勤。生徒も教師も教室も49’ersの赤色と金色で統一。

テールゲートランチ(試合前のパーティー、普通は試合当日スタジアムの駐車場とかでBBQしたりする)があり、そんなの全然興味ない教師たちもちゃんと参加していました(笑)。

 

今朝はFBフレンドが自閉症の息子が毎週末必ず着る紫のトレーナーを着て買い物に言ったので言い訳するのが大変だったと聞きました

 

紫は49’ersの対戦相手チーム、レイブンズの色だからね。

 

我が家ではテレビの前で大騒ぎする大人たちの横で、犬のガザが怖がってましたよ。

 

日本でも報道されていると思いますが、今年のゲームは両チームのコーチが兄弟。

史上初の兄弟対決です。

 

昨日は異例の兄弟記者会見があったりして話題になっていました。

 

1歳違いの兄弟はまるで双子のようで、彼らのお父さんも大学フットボウルコーチだった人。

 

お父さんは彼らの試合の相談相手であり指導者でもあるから、今回のスーパーボウルは複雑な心境だっただろうね。

 

いいゲームでした。

前半はレイブンズがリードしてたけど、後半に停電事故があって中断したあと、49’erが追い上げてきて、結果は兄チームのレイブンズが34対31で弟チームの49’ersに勝ちました