トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

ご報告

2012-03-28 | Weblog

コンサバターシップ(後見人制度)終えました。

公聴会が1時半からだったため、私も夫も仕事を半日できりあげ、子供たちを早引きさせて家族全員で裁判所へ向かいました。

 

 まず早めに裁判所に行って、トニーの弁護士と面会。

 “ここの部分で意義申し立てするけど驚かないでね”とかシナリオをザッと説明してもらってイザ本番へ。

 

裁判長が現れると全員起立。

なんだかとても重苦しいモードで子供たちも緊張してました。

 

名前を呼ばれて前へ出て、自己紹介して、弁護士と裁判官のやりとりがあって、書類の不備を直して、、、おしまい。

とても簡単でした。

 

トニーの学校の先生に報告したら、

「トニー、裁判官に何の車を運転してるか聞いた?」と言われ、

トニーがNoと言うと、「なんで~!?絶対聞くと思ってたのにぃ~」って言われました(笑)。

さすがにそれは無理でした(笑)。

 


後見人制度

2012-03-23 | Weblog

トニーの後見人申請しました。

3月37日は法廷でその公聴会があります。

この2週間はサイコロジスト、弁護士、裁判所からの審査官と立て続けにインタビューがあり、たくさんの質問攻めにトニーが困惑するかもと心配でしたが、インタビュアーがとてもローキーの方々でスムーズにいきました。

そして“後見人”の意味を理解していないトニーに根気よく説明してくれた審査官とはすっかり仲よしに(笑)。

 

私自身もトニーの後見人にふさわしいか審査されたわけですが、選挙権について聞かれたのでこう言いました。

 「もしトニーが自分で選挙人登録をして投票するのなら本人にまかせます。でもそのために人の助け(たとえば登録するためのペーパークとか)が要るのなら選挙はさせません」

 させませんっていうか、できないでしょう。

 

アメリカは日本のように選挙用紙が自動的に送られてこないので、18歳になったら選挙人登録を自分でします。それをしない人は選挙できない。

 

3月27日、無事終わりますように。

 


Our Hearts to Japan

2012-03-13 | Weblog

カリフォルニア時間の3月11日、サンフランシスコの日本街で東日本大震災メモリアル式典がありました。

マジックメーカーズも微力ながら参加させていただき、とてもタッチーな特別な日でした。

 

オープニングの“上を向いて歩こう”をアップします。

 

Sukiyaki


ポストセカンダリー

2012-03-07 | Weblog

高校生活最後のIEPが無事終わりました。

今回の焦点は高校卒業後の進路。

 トニーは希望通りポストセカンダリーといって高校卒業後も教育、職業体験を続行するプログラムに入ることでIEPチームの意見は一致しました。

 ラッキーだったのは、学校関係者及び音楽の先生方が高校卒業しても音楽を続けるように推薦してくれたこと。

 私はトニーにはマジックメーカーズもあるし、音楽仲間もいるし、別にカレッジで音楽を専門的に勉強しなくてもいいかなと思っていました。

 トニー本人もカレッジに行かなくてもどこででも好きな音楽ができればいいわけだし。

 学位をとるわけでもないのにカレッジに行かせてもらうのは、学位をとることを目的にした学生やカレッジに税金を払っている住民にも割が合わないんじゃないかっていうのが私の頭の隅にあったしね。

 だって大変なのよ。カリフォルニア州の教育財政は。

 けど年に一回IEPのときにしか会わないトニーの学校の音楽の先生が、

 音楽はトニーを成長させた。トニーは学位なんて要らない。世の中には学位がなくても音楽の世界で生きている人がたくさんいる。トニーはその能力がある。カレッジでトニーの能力をのばして、職業につなげることがポストセカンダリーの目的ではないか。

 などと頼みもしないのにもちあげてくださって、、、、

 結局、カレッジで音楽のクラスをとりながら職業訓練も並行するというカリキュラムになりました。

 新しい環境に慣れるまで最初は大変だと思うけど、4年間がんばってもらいたいものです。