どのカレンダーにも今日は終戦の日とか終戦記念日と書いてある。
歳時記には終戦の日・敗戦日・敗戦忌とある。
朝日新聞朝刊には終戦とはごまかしのことばだ。という見出しで敗戦の日である。
と書かれている。右、左の思想の問題だと片付けるのは??
歳時記的に中立で俳人目線で良い事が書かれている。
昭和二十年八月十五日、我が国はポツダム宣言を受託し、天皇はラジオを通じて、
終戦の宣言をなされた。これで第二次世界大戦が終了した。
敗戦と言う語を避けて終戦という語を用いられたともいわれているけれども、
俳人は「敗戦日」「敗戦忌」などとも用いている。
この日を忌日としているのは、
この戦争によって戦没された方々に対する追悼の意をこめているのである。納得です!。
敗戦日空が容れざるものあらず 石田波郷
終戦忌杉山に夜のざんざ降り 森 澄雄
敗戦忌「大過無く」には民の言 香西照雄
帰還せし地が故里に敗戦忌 田中梵想
飲食の遅き夜なる終戦日 星野麥丘人
お昼前に町のスピーカーから「今日は終戦記念日です。正午に一分間の黙とうを・・・。」
と放送されて夫と二人で仏壇に向かって黙祷をしました。
76年前のこの日はあくまでも青く高い青空だったと言われています。
午前中の大雨の中傘を差して雨粒を・・・。
蛙が飛び込んで出られない・・・。
虫が見えるかな?
いずれの師方の御句も燻し銀のようですね。波郷、澄雄両師のお名前は
昔、今は亡き母から聞いた覚えがあります。母は大正8年の生まれでした。
お二方とも同世代・大正っ子だったのではと思います。母は俳句も能くする
人でした。晩年はデイサービスに行ってましたが、
利用者さんの句の添削を
していたと、後日職員さんから聞きました。
あの日のことは微かに記憶にあります。当時、母の実家に疎開していました。
祖父が、木製の箱ラジオの前で畏まって玉音放送を聞いていました。
日本は敗戦によって終戦になったと思います。私は平和を語ることが左思想と
いう人たちには与しません。敗戦も平和も語り継いで行くことこそ大切と思う
ことしきりのこの頃です。
いつもながら綺麗な画像ですね。残念ながら虫さんは探せなくて・・・。虫メガネ
が必要かしら。それではこれで。夜更けの訪問者で失礼致しました。
コメント有難うございました。
今、今日のブログ書いてこのコメント欄を見ましたら正午前に入れたコメントが入ってないことに気付きました。どこへ飛んだのかな!?
二度クリックしてダブった事ありましたので確かめなかったことで失礼いたしました。
夫は戦争体験ありませんが、戦争に行く事が夢で剣道習って準備していたと時々言います。
戦争絶対反対派の私と意見が違うので言い争うことがあります。
世界中から戦争が無くなることを願っています。