私の朝顔の葉で最後の休息を取る熊蝉
短い命を力一杯燃焼したかのように微動だにしない
7年も8年も地中の中で堪え忍び
地上に出て羽化したらわずか一週間の命
理不尽とも思える自然の摂理を 静かに受け入れる姿を
ただじっと見つめる
80年の人の一生も 悠久の時の流れからみれば蝉と同じに違いない
違うのは心があるがゆえ
悲しみや苦しみや喜びを味わえることだ
朝自然に目が覚めるということは
自分の意志で生きているのではなく 生かされていることに気づく
自分の意志で息を止められる人はいない
生かされていることに気づけば 感謝の気持ちが生じてくる
幼い頃や輝くような年頃には気づかなかった思いだ
いくつもの身近な人の死に遭遇して 気づいていくものだ
残りの人生が四分の一くらいになったとき
誰もが自分の人生を振り返り
感謝できるような人生だったのか
それともそうではなかったのかと思うのだろう
『野性なるものが自らを憐れむのを私はみたことがない。
小鳥は凍え死んで枝から落ちようとも
自分を惨めだとは決して思わないもの』
こう語ったのはD・H・ロレンスだが
野生なるものに生まれ変わりたいとは思わない
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7月27日<ボタンダウン>のカラオケでの練習は今夜で終わりです。
この一週間で中身の濃い練習ができました。
新曲を含めた合計4曲の仕上がりは上々(?)と自負しています。
あとは8/3を待つばかり。
何だか心配な気持ちが拭い去れないのですが、あとはしっかり各自で練習するのみです。
ラブアップルコンサートの前日、新曲の1曲を4重録音できる機器を使って
私が勤める施設の納涼祭で演奏してみようと思っています。
こちらの練習もしなくてはならず、この数日はまさに年に一度の音楽三昧です。
ラブアップルコンサート終了後に、4重録音した曲はyoutubeにアップするのでご期待下さい。
<ラブアップル・コンサート>
日時:8月3日 16:00開演
場所:千日前 アナザードリームhttp://ameblo.jp/anther-dream/entry-11439559554.html
入場料:一人2,000円ワンドリンク付き
7月24日、早朝は土砂降りでしたが、中国道に入ると雨は止んできました。キングスロードGCについたときは曇り空で、真夏のゴルフとしては最高の天候となりました。最近練習から遠ざかっていることが少し不安で、その分力一杯振ることできません。しかし、これがアマチュアゴルファーには微妙に影響してきます。
西田氏はスイングに迷いがあるとボヤき、南雲中将はなんとスイングの改良を始めたとのこと、その悩みを抱えている。川田氏はマイペースですが、最近ボールが飛ばなくなってきているようです。そんな不安を各自が秘めており、4人ともティーショットはまともな当たり数少なかったようです。
フェアウエーキープ王の川田氏も妙に力が入り、ティーショットはイマイチでした。私も前回までの絶好調ドライバーもイマイチでしたが、今日の課題は「OBを打たない」でした。しかし、一度だけOB出てしまいました。3Wで打ったセカンドです。次に打ち直した3Wは残り210YにオンしてOBパーをもぎ取れました。パーの数はインとアウトの最終ロングホールがパーとミドルの1回、計3つしかありませんでした。それでも91で済んだのは大タタキがなく、悪くてもボギーを目指したおかげだと言えます。
キングスロードGCはフェアウエィ、グリーンともの素晴らしい仕上がりで、前回ラウンドしたライオンズCC同様、もう一度来たい気持ちにさせられました。食事で食べたざるゾバ定食もそばのコシ、凝ったダシ、おにぎりの塩加減、辛めノリといい手を抜いたものは一つありませんでした。接客態度も素晴らしく、思わず写真を頼んでしまいました。こんな時、次回も安く回れる割引券を配ってくれたらと思わずにはいられませんでした。
本当に皆様にもお勧めできるゴルフ場です。
昼食付きで9,000円(楽天GORAでのネット予約)、とてもナイスバリューでした。
本日ようやく<ボタンダウン>の練習が、恒例の<マグスミノエ>でスタートしました。
焦っているためか、濃密な2時間でした(苦笑)。
昨年のラブアップルでは3曲の披露でしたが、
もう2週間を切ったというのに4曲(昨年の2曲と新曲2つ)もやろうと意気込んでいます。
さて、どうなることやら。
新曲の2曲は共に私のオリジナルですが、
俊男くんのギターアレンジやコーラスアレンジがとてもいいので、
夢中になってしまいました。
一年ぶりの感動が蘇ってきました。
ラブアップル仲間では最も家が近い俊男くん、今回も宜しくお願いします!
「人が集まれば集まるほど、孤独になるのが現代だ。
この孤独から逃れるためには共同の行為おいて他にない」
(『風に吹かれて』五木寛之)
音楽作りはまさに<共同の行為>と云えます。
8/3のラブアップルコンサートまで
この<共同の行為>を満喫したいと思います。
昼前に実家に行き、寝ている親父を1時間以上かけて気長に起こした後、二人で風呂に入り、頭や背中をしっかりと洗いました。親父は何度もありがとうと繰り返していました。さっぱりしたあと、車で10分ほどにある自宅マンションまで帰って連れ添いを乗せて、車椅子を借りるためにまずは私が働く特別介護老人ホームに立ち寄りました。
ついでに私が働く現場を親父と連れ添いにも見学してもらいました。入居していない部屋まで見学して、「結構広いなぁ」と親父も驚いていました。 南港にある施設から海遊館までは咲州(さきしま)トンネルを超えて10分足らずで到着します。
連休明けの平日でしたが、今や大坂名物、<世界の海遊館>となったので、中国、韓国のアジア系からヨーロッパ、北米っぽい外人観光客の団体、家族連れなど多数来館されていました。私も一度訪問してから20年以上がたちます。この海遊館は世界手で初めてガラスではなくアクリルを使って水槽を建造しました。当時の年間アクリル生産量の1.5倍を要したと聞いています。<1990年の海遊館>建造以降、全世界の水族館はこの海遊館のアクリル水槽をまねて建造されました。
今回は初めて職場の車椅子を借り、親父にも職場を見せました。勘のいい親父は「俺はまだまだ元気だから…」とある時呟きました。私は聞いてないふりをしましたが、何かを感じたように思います。兄と相談して機会があれば介護認定を受けようと思っています。そして、デイサービス(私の施設では来年からの予定)、ショートステイ(実施中)、そして入居という順序で進めて行こうと思っています。それまでは、将棋をさしに行ったり、今年の花見や今回の海遊館のように車椅子訪問を続けたいと思っています。
悔いが残らないような生き方をしたいと誰もが思っていても、それを全うするのは非常に難しいように思っています。だからこそ、やれるうちにというのが私の人生観です。そのためには「やるべきこととやりたいことを一致させる」必要があると思っています。「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり 」ということわざがありますが、これは「やるべきこととやりたいことを一致させて生きてきた人のスタンス」ではないかと私は思っています。50歳を過ぎてこのスタンスにたどり着き、徐々に実行に移しています。
こんなにセミの殻を大量に見たことはありません。しかも地面に落ちている殻ではなく、木の幹や木の枝、松の葉に大量に連なっているのは生まれて初めて見つけました。出勤時に見つけて、帰宅時にもたくさん写真を撮りました。たぶん今日の朝、羽化したに違いありません。
セミは暗くないと羽化しません。明るいと、スズメバチなどの天敵に襲われてしまうからです。自宅に帰って蝉の羽化について調べてみました。木にぶら下がってないと羽を伸ばせにないので羽化できないとのこと。
孵化と羽化の違いは?
孵化は卵から産まれるとき、羽化は成虫になるための最後の脱皮のこと。
(完全変態)
幼虫が成虫になる際、いったん運動能力を著しく欠いた蛹と呼ばれる形態をとり、蛹から脱皮して成虫が現れる。すなわち、 卵→(孵化)→幼虫→(蛹化)→蛹→(羽化)→成虫 という段階を経るものを完全変態といいます。(チョウ、ハチ、ハエ、カブトムシ)
(不完全変態)
蛹を経ず、幼虫が直接成虫に変態することを不完全変態といいます。昆虫の基本的な変態様式で、この場合の幼虫は、完全変態をするものと区別するため、通常は「若虫(じゃくちゅう、わかむし)」と呼ばれる。セミ、カマキリ、トンボ、バッタ、ゴキブリ
世の中には、知らないことがまだまだたくさんあります。でもそんなこと知らなくても無事に60歳の還暦を迎えられるのも事実です。でも知ったおかげで感動が深まることも実は多いのではないかと思っています。
蝉の短い一生を知ったために、蝉取り名人だった幼い私は二度と蝉を捕ることはなくなりました。そして、蝉時雨をうるさいと思うこともなくなりました。
「やっと長い地中の幼虫時期を経て、大気中で羽化できたんだから、
精一杯泣きなさい、そして、素晴らしい連れ添いと巡り逢いなさい」と思えるようになりました。
今日は還暦を迎えての最初の月例ゴルフだ。いいスコアがでそうな予感があった。だからじっくり押さえながらのラウンドを徹底した。OBを出そうがスリーパットをしようがしっかり受け止め、力まず最後までラウンドを続けることができた。何故最後までできたのか、それはなんとかなるという自信だった。
前半はOB1回、パー3回、スリーパット1回の46。後半が良かった。一番ホールから4連続パー、一つボギーにして、また3連続パー。最終の9番ホール、一打目をなんとOB。しかし、くさらず5オンして2パットの7。上がってみたら二度目の30台、39だった。最終ホールはこれまでに何度も引っかけてOBをしているので、自分では意識していたが、またも体が止まったようだ。しかし、それでも39は自分でも驚きだった。「くさらず、力まず」はゴルフの基本だが、じつは王道かもしれない。これは人生にも通じるはずだ。
ショートホールがすべてパーだったのもうれしい結果だ。ロングホールは、2つがパー、2つが7だった。これがいけない。今後は十分気をつける必要がある。前回の39とは数字は同じでも内容は随分違う。何は違うか、パターの数だ。前回は14パット、今回は18パット。つまりパーオンの2パットが多かったということだ。前回の39は異常にパターが良かった、つまりマグレ的要素が多かったということだ。今回はきっちりセカンドを乗せられたのだ。これが大きな進歩と言える。この進歩が自信となっていくのだ。
一番スタートだったので、他の組のスコアは判らないが、グロスで85、ハンデ19なのでネット66。6アンダーとなるので、入賞はたぶん確実だと思う。10日のゴルフといい、今回のゴルフの内容もとても満足ができる。160Y以内はすべてアイアンでグリーンを捉えられた。まさに「ゴルフしている」という実感を楽しめたからだ。
「全クラブを長く持って最初から最後まで同じ速度で大きくゆったりと宮里藍ちゃんのように振る」
このおかげでいいスコアがでた。失敗した時はすべてこのゆったりスイングができていなかったとその場で反省できた。今後も絶対に続けたい。
PS:カラシ色のポロシャツはユニクロの新商品だが、非常に着心地がいい。綿のように汗がまとわりつかない。サラサラ感があり、体の動きもスムーズだ。とてもいい。皆様にもお勧めできる
今朝の出勤時、いつもの新北島西公園を通り抜けていると、蝉の抜け殻をいくつか見つけました。
7年も8年も地中の中で息を潜めて、ようやくはい出してくるのです。
そして、たった1週間ほどの命を燃焼するのです。
幼虫が住んでいた穴もたくさん見つけました。
なんだか小学校の頃、よく蝉取りした思い出が浮かんできました。
そして、7年以上も地中にる蝉の幼虫のことまで考えてしまいました。
しかし、27年間も牢獄に繋がれていたネルソン・マンデラ氏には蝉も脱帽するに違いありません。
デュマのモンテ・クリスト伯は14年間の牢獄生活だったので、マンデラ氏はまさに正真正銘の巌窟王です。
どうしてマンデラ氏は27年間も狭い牢獄で、命を長らえられたのでしょう。
それは「牢獄を出てからどうしてもやりたい夢のイメージが鮮明に脳裏に描かれた」と聞きます。
死のアウシュビッツ収容所で奇跡的に生き残った人の私記にも同じような意味のことが書かれていました。
マンデラ氏の鮮明なイメージとはどんなものだったのか?
動画の中盤からエンドクレジッドに「ジュピター」のメロディーが流れます。
この歌詞の中にマンデラ氏が思い描いた世界が表現されます。今も脳裏に残っています。
マンデラ氏が危篤状態に陥っているとニュースで聞きましたが、
彼の偉大で崇高なイメージはこれからも多くの人々が引き継いでいくものと信じています。
今日この暑さの中、ライオンズCCでゴルフをしてきました。
カートにある温度計では34度、確かに暑かったのですが、風が吹いていて木陰は快適でした。
今日の目標は<藍ちゃんのようにゆっくりスイングする>でしたが、最後まで80点のできでした。
今後もこのゆったりスイングをものにしていきたいと思っています。
さてスコアは、46、47の93(西田氏と全く同じ)、冷静な川田氏は後半7を4回もたたき、99となりました。
不安なパターも17.17の34だったので、まずまずかなと思っています。
前半パーが3回・OB1回、後半バーディーが1回、パー2回、OB2回でした。
前半のレッドコースの5番で3人とも左に同じようにOBをたたきました。
スタンスが間違っていたようです。時々たちにくいホールがあり、注意を要します。
さてライオンズCCはレッド・ホワイト・ブルーの27ホールあり、
グリーン・フェアウエイ共にとても整備されたPGM系列のゴルフ場です。
ネットで格安予約が取れて昼食付きで、なんと6,900円。
通常はこんな値段のゴルフ場ではないのですが、PGMが非常に力を入れて集客を図っているように感じました。
昼食の親子丼もとても美味でした。
精算時スペシャル優待チケットをいただきました。(7,8月の平日・昼付7,300円、土日でも10,800円)
帰宅してさっそくそのチケットで8/28の予約を入れました。
本当にお勧めできるいいゴルフ場です。
上半期、映画館で鑑賞した映画の総括。
「なかなか名作映画と出会えなかった」そんな印象の2013年上半期映画でした。
「96時間 レベンジ」 ★★★☆
「東京物語」(試写会) ★★★☆
「ストロベリーナイト インビジブルレイン」 ★★★★
「ライフ オブ パイ」 ★★★
「アウトロー」 ★★★
「ダイ・ハード ラストデイ」 ★★★
「世界に一つのプレイブック」 ★★★☆
「ひまわりと子犬の7日間」 ★★★
「フライト」 ★★★
「リンカーン」 ★★★
「アイアンマン3」 ★★★
「探偵はBARにいる 2」 ★★☆
「藁の楯」 ★★★
「エンド・オブ・ホワイトハウス」 ★★★
「グラント・マスター」 ★★★☆
「真夏の方程式」 ★★★☆
この評価でいくと「ストロベリーナイト…」が一番になるが、その理由ははっきりしている。新宿鮫シリーズで一番好きな『狼花』(第9作目)と似ている為だ。熱い刑事、熱いやくざ、そして熱い女性が、それぞれの譲れない熱い思いが絡み合う物語だった。
6月最後の日曜日に鑑賞した「真夏の方程式は」、東野圭吾の小説が原作のテレビドラマ「ガリレオ」シリーズの劇場版第2弾、第1弾は「容疑者Xの献身」だった。この2作品と、人情物・新参者シリーズの「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」の共通するテーマは、<希薄になっていく親子の絆への警鐘>ではないかと思っている。 強烈な印象を残した『白夜行』や『幻夜』のような主人公が欠落していたのは親の愛情だった。東野圭吾氏の作品をいくつか読み、映画もたくさん鑑賞してきたが、親子の絆を大切にして欲しいと願っているのではないか、映画を見終わってそんなことを考えた。