昨日、台風が心配でエントランスの3つのプランターを風除室に入れて帰宅したのですが、
今朝、なんと朝顔がプランター内で5つも開花して私を迎えてくれました。
予想もしないお出迎えに、温かくなるような感動をいただきました。
植物や動物、そして、人の成長を見守る時、思いもよらないご褒美があります。
30年以上前、幼い息子を育てていた時、四六時中息子と一緒にいるカミさんから、帰宅するなり
「今日はカールのおじさん、みたいな真澄君をみた‼️」と一人大笑いするのを少し待って説明を聞くと、
真澄が窓の網戸を舐めていて、カールおじさんのような顔になったとか。
今なら必ずデジカメ📸やiPhoneで激写していたでしょう。
これがご褒美と言うには程遠いかもしれませんが、
子育てで私の何倍も苦労したカミさんは、きっと私にはなかったご褒美を幾つも頂いたのでしょうね。
カミさんも自らそう告白していました。
敬愛する作家の五木寛之氏があるエッセイの中でこんなことを語っていました。
子供達が大きくなって親に恩返しをしようなんて考える必要はない。
幼い頃、子供たちからたくさんのプレゼントをすでに貰っているから。
私がいうご褒美のことなんでしょうね。
14時過ぎ大阪は予想以上の暴風雨が吹き抜けて行きましたが、
私は3つのプランターの植物が守れてほっこりした気持ちで帰宅しました。