私は小さくて美しいものにこころ魅かれます。自然に集まってしまったデミタスカップのコレクション。どれも熟練のペインターマイスターの息づかいが聞こえてきそうです。今日はアヴィランド社のカップを紹介します。ニューヨークの貿易商だったデヴイッドハヴィランドが1839年にふとしたきっかけで手にしたカップの品質にこころを奪われ,自らその製造地であったフランスリモージュにわたって,アヴィランド(ハヴィランドのフランス語読み)工場を1842年に設立しました。以来,白無地しかなかったリモージュ焼きに絵付けを施すなどつぎつぎと新技法を採用し、リモージュ製磁の向上発展に尽力しました。このカップに描かれている植物の名前はわかりませんが、非常にデリケートで完成された美しさを感じます。ウエーブのかかった成形が絵柄をより優美に引き立てています。
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