健康保険延長手続き-ぼやき「雑務と実務」
これまで、生活に関わる煩雑な事務手続きは、秘書さんや妻や人に手伝ってもらって生きてきた。長らくお世話になった健康保険は雇用先から半分は支払われていたが、これからは違う。全額自己負担に変わる。それでようやく病院などで三割自己負担。その手続きを自分でやることにした(当たり前だが、それをしてこなかった我儘人生)。
昔、煩雑な事務仕事を「雑務」と呼んだ。研究を進める上で時間を取られるノイズ。それは煩雑だが次から次と降ってくる。それをこなして仕事をしていると誤解する向きが多いので、雑務には人を使いなさい、と先輩に教えられ、そうしてきた。一方別の先輩には、「雑務」と呼ぶことは、それをしている人へ感謝の念のない上から目線の証だ。呼ばれた方がどう感じているか、考えたことがあるか、まず、「実務」と呼びなさい、とたしなめられたことがある。
私は、後者の言い分に納得し、「実務」と呼ぶようになった。彼ら彼女らなしには、思う存分仕事もできないのだから、大変感謝してきた。
そして、本当に実質的にも隠居生活に突入することになった。健康リスクを抱え定期的に通院する私には、健康保険は重大問題。そして今日その切り替えのために、健保協会へ。高速を使って往復1時間半。面談5分。
「はい、あと2通足りないです」。証明書をもらって20日までに郵送してください。」と。
おまけに、ここはまだ印鑑世界! こんな手続き、ネットで面談しながら、書類がカメラでOKかどうか確かめれば住むことじゃん! 雑務に要した半日を返せ!私にとって最も大事なのは、今は時間なのだ!高速と駐車場にかかった金も返せ!
と叫びたい。若い時には、吠えてたね、きっと。
でも、対応女性の手続きの説明はうまかったし優しかった。分かりにくいのは、いつものことながらマニュアルだね。健保協会さん 早くYoutube解説並のものを公開し、チャット質疑応答ウェビナーにしてよ。
たまに高齢者ぼやきをお許しください。