さて、書きたい事が1つ定まったら、タイトルを考えよう。
読者になったつもりで考えよう。論文などを探すとき、何で探す。やっぱりタイトルだね。
膨大に出される論文。人類のこれまでの作品を考えるとほとんど無数だね。
今はネットでgoogleだなんだと一瞬にして出てくる。そのようなものにきちんと引っかかるようなタイトルにしなければならない。
私が嫌いなのは、○○に関する研究というやつだ。
Research on ---なんて不要である。だって、研究した結果が論文であるのだから、このタイトルは反復なのである。
中身も直接響かず、分かりにくい。
○○の発見 (Discovery of --)も同じ。新しい発見だから論文なのである。このタイトルも反復なのである。
さて、地球科学の観測や、地質学の観測に関わる研究では、「ーーー地域」のという部分が関係する。
私は昔、タイトルについてざーっと調べた事がある。
日本の120年の歴史を誇るさる日本語雑誌の論文を調べたら、90%以上に「○○地域のーー」とか「○○の発見」とか、「○○の研究」とか、本当にそこに関係のある人しか関係しないタイトルになっている。それに対して一流の国際雑誌と言われるものは、一般的な事項でかつ中身をストレートに反映したタイトルになっている。
せめて、一般性をもつ新しい発見を直接タイトルに表し、地域などはサブタイトルにすべきである。時には必要すらないものである。
ということを考えながら、検索の時の全体に引用に必要なキーワードを考えながらタイトルをつける。
キャッチーなタイトルであるかどうかが、読まれるかどうかの分かれ目なのである。
このタイトルは、論文の原稿が仕上がった段階で、もう一度考えるのが大事だ。
つづく。
読者になったつもりで考えよう。論文などを探すとき、何で探す。やっぱりタイトルだね。
膨大に出される論文。人類のこれまでの作品を考えるとほとんど無数だね。
今はネットでgoogleだなんだと一瞬にして出てくる。そのようなものにきちんと引っかかるようなタイトルにしなければならない。
私が嫌いなのは、○○に関する研究というやつだ。
Research on ---なんて不要である。だって、研究した結果が論文であるのだから、このタイトルは反復なのである。
中身も直接響かず、分かりにくい。
○○の発見 (Discovery of --)も同じ。新しい発見だから論文なのである。このタイトルも反復なのである。
さて、地球科学の観測や、地質学の観測に関わる研究では、「ーーー地域」のという部分が関係する。
私は昔、タイトルについてざーっと調べた事がある。
日本の120年の歴史を誇るさる日本語雑誌の論文を調べたら、90%以上に「○○地域のーー」とか「○○の発見」とか、「○○の研究」とか、本当にそこに関係のある人しか関係しないタイトルになっている。それに対して一流の国際雑誌と言われるものは、一般的な事項でかつ中身をストレートに反映したタイトルになっている。
せめて、一般性をもつ新しい発見を直接タイトルに表し、地域などはサブタイトルにすべきである。時には必要すらないものである。
ということを考えながら、検索の時の全体に引用に必要なキーワードを考えながらタイトルをつける。
キャッチーなタイトルであるかどうかが、読まれるかどうかの分かれ目なのである。
このタイトルは、論文の原稿が仕上がった段階で、もう一度考えるのが大事だ。
つづく。
タイトルは適当か、という審査項目では私は速攻でxをつけることにしている。
最も日本語の雑誌の査読はほとんどしたことがないのであるが。
学会でジャーナルエディターの方々が受理される(受理したい)論文について講演してくれた時も「1にタイトル、2にタイトル…」と全く同じことを言っていました。もちろん、内容が伴ってのことですが、著者が「一番言いたいこと」を自覚できていれば内容を反映した良いタイトルをつけられるんだろうと思いました。そんな私は論文の焦点がはっきりせず、タイトルはもちろん、考察を書くのに苦闘しています。ラブレター書く方が楽だと思うのは私だけでしょうか