楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

自己管理

2008-02-27 17:16:20 | 人間
フロイトで自己管理 (角川oneテーマ21 B 104)
齋藤 孝
角川書店

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斉藤孝氏は超多作である。
ホームページでチェックすると実に月1冊以上書いている!
原稿用紙にすると1日平均で10枚以上は書き続けている勘定になる。

論文は本を書き出してからはない。
文系であるから本と著作との区別はないのであろう。
ブログなどというものもやってはいない。
すべてのエネルギーを著作に費やしているかに見える。

では、中身は乱作か?
というとそんなことはない。
極めて実践的であり、ストンと落ちる。
これもそんな1冊である。
「生き方how toもの」の様でもあるが、役に立つ。
私も、<なるほどなるほど>と引き込まれた。

もんもんと悩める諸君、これは役に立つかもしれないね。
自分を見つめるのに。

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大嵐

2008-02-24 10:09:27 | 科学
この2日間、航海の後始末の会議で缶詰であった。昨日は朝はポッカぽか、しかしにわかに暗転し、深夜の首都高速は風に揺すられ、ふらふらしながら運転だった。怖いね。今朝も一部の電車は止まっている。

会議で打開策が見えないと紛糾する。
おまけに英語で缶詰だ。
この会議のためだけにアメリカからやって来ているのだから、先が見えないと大変だ。
断続的に休憩を入れ、打開策を探る。
夜飲んで、表の会議では言う事のできない本音のところ、本当の事情のところをぶつける。
だって、昼の会議は議事録が残る。
てなことをもう何回もやってきているので、少々ぶつかっても決定的に分裂する事はない。
お互いの文化の違いも個性もかなり知り尽くして来ている。

次はどこでやる?
最後の議題はこれ。
「次は夏!もういつものような、東京、サンフランシスコ、シアトルなどは飽きた。アンカレッジにしよう!」
私は叫んだ。
「だって、アラスカは本当に日本とアメリカ本土の中間線で測地線上の距離はちょうど半分くらいだ!」
「妹がアンカレッジにいる!」と前から言っているアメリカ人は大賛成。
お金の面倒を見ることになっているアメリカ側の責任者
「みんなで合意して、価格が合理的であればOKだよ」

その前に、4月アメリカ、6月アメリカと中国、7月実現すれば「アラスカ!」
忙しすぎる! 
「授業はどうしよう?」
不安がよぎる。

新学期に向けて、最近、表のサイトの更新でも忙しい。
論文も書かねばならない。

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大人の見識

2008-02-20 08:14:13 | 読書
大人の見識 (新潮新書 237)
阿川 弘之
新潮社

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ひさびさに本屋に顔をだすと、2ヶ月の留守の間に大量の本が出ている。
いきつけの本屋では配置も変わっている。
自然科学本が少々隅に追いやられ、ちょっと寂しい。

さて、どれを読もうか、どれを買おうか?
と、手にしたのがこれ。
著者はもちろん有名人。
娘も有名人で、私たちと同世代。

例によって、新潮文庫は読み易く、電車の中と、これも久々の喫茶店ぶらりで読んだ。

このリベラリズムは実に私にフィットする。

幼き頃、親達の世代が「陸軍は奴隷、海軍は自由」と話していたことの記憶がよみがえる。
私は、その時、一世代前の悲惨な戦争の時代にいいことなどあったなど、全く信用はしていなかったが、

そこに青春時代を過ごしたこの著者たちのリベラリズムと国家観や靖国観などは共感できる。
ただ、「あなた達高学歴の人たちはエリートではなかったのか?」との疑問はやはり拭えてはいない。

そして、このこの歳になると、次の世代を思う。
この著者は私たちより30年前、今の若者は30年後、

その間の私たちの青春の現実はすでに遠い過去なのだと。

しかし、この著書に見る、このさわやかなリベラリズムは時代を超えて変わらぬ真実なのだと思いたい。

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新マルビルで密談

2008-02-18 13:48:36 | 生活
土曜日は、さるCH大学でシンポジウムがあったので、ただ夕刻のレセンプションのためだけに車で出かけた。
飲んでしまった。
もう車では帰れない。
その大学の近くに部屋を借りている某I教授が「私のところに泊まれば良い」。
学生時代から、片付かない部屋で有名な先生。
私のとこのgarbage学生下宿を思い出し、一瞬とまどいが走ったが、酔ってしまっているの
「ま!いいか!」
「お!意外ときれいじゃん!何もないだけか?!」
寝袋にくるまって眠るはずが寒くて寒くて寝られない。
朝、凍える手をこすりながら、キャンパスの車を取り、朝帰りした。
久々の寝て曜日となった。我が家の犬が添い寝。

<温かい!ずーずー>

夕刻、北の国から出て来たかつての教え子と会う約束をした。
せっかく出て来たのだから、ちょっと奮発!
いまだいったことのない丸の内の「新マルビル」だ!

しかし、マルビルと間違えた。
右が新まる、左が旧マル。
<それじゃ、昔のマルビルはなんていうんだ?>
わけがわからん!

とりとめもなく、おしゃべりをした。

「今年の夏はね、実はある秘密計画がある」
「人に言えた話じゃないのだがねーー」
「それって、ほんとに人に言えないですね!」

元気そうでなにより!
「んじゃ、夏まで御機嫌よう!」
私も元気をもらった。ありがとう。








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なぜ机の上にチョコ? も・お・ろ・く

2008-02-15 15:37:53 | 生活
昨日は2月14日、だということも忘れ、帰京後の忙殺に追われていた。
学生がどかどか訪ねて来て、クッキーをくれる。
「明日、飲み会なのでよろしく!」夕刻、会議が終わり、ほっと一息。
今度はパソコンの前にチョコが一粒おいてある。
「オ?だれかのお土産のお裾分けかな?」
口に甘にがし。ふー。メイルを整理。

遅く帰宅して、バタンキュー。

翌朝の今朝、テレビを見て、
BS7:30「ちりとてちん」の山場を、「うるうる」しながら、
<死に様とはかくあるべし。生き様もかくあるべし>

と、見た後、

新聞を見ていると、昨日はバレンタインデーであったという。

<そうか!あのチョコは、義理ーーか!>
とやっと気がつく始末。

<とほほ、バレンタインデーのチョコも気がつくかなくなるほど、もうろくしたか!>
なさけないやら。くやしいやら。





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