楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

冬のソナタの地での学会

2007-10-26 10:19:23 | 科学
一昨日より韓国の春川(Chuncheon)江原大学にいる。


韓国の学会に招待されて講演と学会の協定締結のために来た。
実は、例によって私のずぼらさにより、私は着くまで会場はソウルだとばかり思っていた。
日本からもう一人一緒で、おまけに迎えにくるというので事前に一切、チェックしなかった。
入国用のカードにも、機内で「滞在地ソウル」と記入。
しかし、なにや仁川の空港から5時間かかるという。
『え!ソウルじゃないの?」
ソウルは過ぎ去ってしまい、どんどん田舎へ、更に東へ。
そして、ついたところは「春川」。
ここはあの「冬のソナタ」のロケ地で、日本の「おばちゃま」たちが殺到したところなのだ!
私も家族共々、3回も見た。ビデオを借りて、再放送も見て、「冬のソナタのその後」なんて本まで買って、ーーー
無事、講演も協定締結も終わり、観光!
この大学の学生とソウル大にいる元気な日本人院生が案内してくれた。

まずは、「ヨン様コース」すべての場所に日本人「おばちゃま」むけの看板がある。




「うお!チェジュのちいさな手!この手をヨン様が握っていたのか!許せん!」

そして、日本では決して見ることの出来ない「東京ナンバーのバイク」


と、「ヨン様」ブームが去ってしまった、後の祭りの春川観光。
この地は今、紅葉の真っ盛り。季節が早い。そういえば、冬のソナタの名場面は雪だった。


さて、李朝時代の儒教の教室。少々粗末でも古いものは心が落ち着く。


そして、激戦の「朝鮮戦争モニュメント」。この地は北朝鮮との軍事境界線からわずかしかなく、北から流れ込む川の街。多くの血が流れたところだという。


昨日の曇天と雨がうそのように晴れ上がった。今日午後、帰国だ。
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