小説『ボケ茄子の花 その二十六』 2017年09月05日 00時47分01秒 | 小説『呆け茄子の花』 結局、言われるがままに「障害者支援」の役をすることになった。 尚樹の今の体調を考えて、「週一日、三時間」という勤務時間になった。 入院中の患者さんの「退院訓練」というものだった。 この患者さん、尚樹と同じ主治医でその主治医の大ファンを自負してはばからなかった。 とても愛嬌のある患者さんで、挫折もあるが憎めないキャラクターの持ち主だった。 それが、「だった。」なのだ。 後に大事件になってしまう。 にほんブログ村 にほんブログ村