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車両盗難や車上荒らしのレポート 4

2017年05月12日 | 事件から学ぶ


このブログで毎年取り上げています「車両盗難や車上荒らしのレポート」の
4回目の解説です。大まかな傾向は、以下の一般社団法人日本損害保険協会の
ページをご覧ください。 pdf.ファイルもあります。

第18回自動車盗難事故実態調査結果発表 ワースト1は3年連続でプリウス
【No.16-036】(2017.3.29)


まず、この調査結果は毎年11月1ヶ月の車両保険に加入しているユーザーに
保険金を支払った内容をまとめたものです。毎年1ヶ月の期間ですが18年間も
統計をとっているので傾向がわかります。


以下、筆者が注目した点をまとめます。
グラフは、この第18回自動車盗難事故実態調査結果発表から引用

1. 車両の保有台数の多い都道府県がワーストではない

一般財団法人自動車検査登録情報協会が発表している都道府県別の自動車の
保有台数を多い順番に並べると、

1. 愛知、2. 東京、3. 埼玉、4. 神奈川、5. 大阪、6. 北海道、7. 千葉、8. 福岡、
9. 兵庫、10. 静岡 になります。


2016年11月の車両本体の盗難のワースト10は、以下の順番になっています。

1. 大阪、2. 愛知、3. 千葉、4. 茨城、5. 埼玉、6. 神奈川、7. 兵庫、8. 東京、
9. 三重、10. 栃木の順番になります。

大阪府は、総車両台数は国内で5番目ですが車が盗まれる台数は最も多いのです。
茨城は、車両保有台数は11番ですが車両盗難は4位。
保有台数16位の栃木は10位、21位の三重は車両盗難は9位です。


2.
車名別の盗難台数の変遷

2013年の車名別盗難を見てみると、ワースト20の中に商用車のエルフ、ファイター、
ヒノレンジャー、フォワード、キャンターが入っていましたが、2016年のデータ
では、商用車はフォワードだけしか入っていません。一頃に比べて、トラック
や重機の盗難が減少していることがわかります。



※ハイエースも商用車でしょうか?

3.
盗まれる場所も変わってきた

さらなる注目は、車両盗難がどこで発生したかです。屋外の契約駐車場での盗難の
割合が減少傾向です。しかし、自宅の屋外に駐車している車両の盗難はあまり減って
いないのです。これは、屋外の駐車場の防犯設備として照明やカメラ、センサーなどが
増えているからだと思います。




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