飲料メーカーのダイドードリンコが費用を負担して、川崎市内の通学路に防犯カメラを
設置したとの記事。近くの自動販売機の売り上げで防犯カメラの設置費用を賄う。
何10万では収まらない費用が掛かると思うが、企業活動としてご立派。
ある工場群の街頭防犯カメラの例、写真と今回の話の関係はありません。
東京新聞 TOKYO Web 2014年4月12日(以下、記事全文。固有名詞は一部削除)
川崎市宮前区の市立鷺沼小学校区で、通学路に防犯カメラを設置する取り組みが
進んでいる。設置費などは飲料メーカーのダイドードリンコが区内に新設する自動
販売機の売り上げで賄い、管理は地元町会が行う。自販機展開を進めたい企業と
子どもの安全を願う地域が連携した一挙両得の試みは、全国でも珍しいという。
防犯カメラは、3月中旬から通学路にある商店などに3台設置され、5月中に5台が
新設される予定。設置場所は、不審者情報などを基に同校教員や保護者らが
「危ないと思われる場所」を選び、宮前署の指導を受けてカメラを公共の場に
向けるようにするなど、プライバシーにも配慮したという。
ダイドードリンコによると、災害時に自販機の飲料を無料で提供する「災害救援ベン
ダー」の活動をしているが、今回のような地域貢献は初めてで「地域や警察の協力が
あったからこそできたこと」と担当者。鷺沼町会の町会長も「企業の協力はありがたい」
と感謝し、「地域の宝である子どもたちを地域で守れるようしっかり管理したい」と話す。
宮前警察署長は「防犯カメラは映像解析から事件解決につながることが多い上、
抑止力にもなる。
子どもがより安心して学校に通えたり、遊べる地域になれば」と期待している。
ダイドードリンコのページ 愛知県の例
愛知県蟹江町に防災対応自動販売機を設置 (pdf)
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