数年前ですが、工場に設置した PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラがどこを
撮影しているか見分けできないようにして欲しいとの要望がありました。
PTZカメラというタイプは撮影部分が上下や左右に動き、またレンズを望遠や
広角(手前を大きく映す)に調整して、しかもピントも自動で合わせます。
カメラは、半球のガラスケースに納められているタイプが多いです。
PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラ 同型を半球ガラスケースに収めた例
エルモ社 PTC-400C
下の写真はカメラケース(ハウジング)で、中にPTZカメラが収納されます。
半球型のガラスがスモークタイプといって薄黒いガラスを採用しており、カメラが
どこを向いているかわかりにくいです。
ASC社製屋外用ドームハウジング A-ODW5 A
工場を監督する立場の方からはスモークガラスだと太陽光線の関係で時々カメラが
どこを向いているかわかってしまう、完全にわからなくして欲しいとの要望でした。
工事の担当者といろいろ悩みまして、カメラケースの中のカメラ本体を真っ黒に
ペンキで塗りました。
完全にカメラがどこを向いているか(どこを撮影しているか)わからなくすること
ができました。
しかし、工場の従業員の方には何か申し訳ない気持ちになりました。
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