5月21日に東京渋谷駅の地下鉄駅構内で起きた刺傷事件、すごいスピードでの逮捕
でした。事件翌日の22日に防犯カメラの映像を公開して、翌々日の23日の午後6時過ぎ
には逮捕です。
msn 産経ニュース 2012.5.23 19:41
「32才の男を逮捕 警視庁」
以下、全文です。
東京・渋谷の東京メトロ副都心線渋谷駅で新聞配達員の男性(53)が刺され重傷を負った
事件で、警視庁捜査1課は23日、逃げていた埼玉県朝霞市の男(32)の身柄を確保、
殺人未遂容疑で逮捕した。
捜査1課の調べでは、男は21日午後6時ごろ、渋谷駅地下5階のホームに向かうエスカ
レーター上で、男性を数回殴ったうえ、首や脇腹を刃物で刺した疑いが持たれている。
男は事件後、地下鉄を乗り継ぎ、有楽町線で埼玉県方面に逃走していた。
防犯カメラの映像が高画質になったからでは、との報道もありますが筆者は警視庁の
素早い対応と多人数の体制で対応したからではないかと思います。
事件のあった地下鉄副都心駅は新しい駅なので、防犯カメラも高解像度のタイプがついて
いたかもしれませんが、他の駅は、以前から防犯カメラが設置してありますし、
従来からのアナログの38万画素程度のカメラが多いです。
警視庁は逃走の経路をつかんで、渋谷駅で犯人の人相を把握して、各駅の膨大な
数の防犯カメラ映像を分析したと思います。その映像分析する装置かソフトウェアが
高性能だと思います。
アクシスコミュニケーションズ製 P3344 ハイビジョン高解像度カメラ
昨年、あるショッピングフロアに約20台設置しました。
ここ1年位、防犯カメラの映像からスピード逮捕した事例が目立ちます。
以前のブログで紹介した「分析捜査班(モバイルチーム)」の活躍でしょうか。
警視庁が事件現場でデータ分析を行うチームを編成
東京目黒区での夫婦殺傷事件も速かったです。
目黒夫婦殺傷事件は、2011年1月10日に事件が発生して、2月10日には
福島県のいわき市で犯人が逮捕されました。
また、防犯カメラの映像が手掛かりで逮捕されたわけではないですが、
オウム真理教の平田容疑者が2011年12月31日に警視庁に出頭したときも、
同容疑者の足取りをとらえた防犯カメラが話題になりました。
昇りのエスカレータに乗っていた平田容疑者がバッチリ映っていたのはびっくり
しました。
JRは、防犯目的の他に駅構内の乗降客の人数カウントにもカメラを利用しています。
また、筆者がよく利用するJR東日本の各駅では、どんどん防犯カメラの台数が増えて
いるのがわかります。
今度、新幹線に乗るときに改札付近の天井を見てください。改札1レーンに1台ずつ
防犯カメラがついています。
膨大な数の防犯カメラの設置と警視庁の映像分析する能力と体制が事件の早期の
容疑者逮捕につながったと思います。
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