津和野藩の森鴎外 2009-03-04 18:11:20 | 自分だけの自然遺産 かつて津和野に行ったとき、森鴎外誕生の地を見た。 山陰の小藩で父も藩医をやっていた。 近くに西周の家もありこの藩の教育レベルの高さに感心した思い出がある。 上野の寛永時から坂道を下ると、今はホテルのところに鴎外旧居跡の 看板が見える。ここで「舞姫」を書いた。
東叡山 寛永寺 2009-02-14 15:32:59 | 自分だけの自然遺産 天台宗 東叡山寛永寺 徳川将軍家の菩提寺で天海が創建。 天障院篤姫の墓所もある。池上正太郎の江戸時代ものや 上野彰義隊など歴史の舞台によくでてくる。一度は足を 運んでみたいと思っていた。
紅白の梅咲く 千鳥ヶ淵戦没者の墓 2009-02-09 18:27:55 | 自分だけの自然遺産 千鳥ヶ淵戦没者墓苑に紅白の梅が咲き始めていた。 軍人のみならず一般邦人の全戦没者の象徴的遺骨を奉安した。国立のお墓。
白洲次郎 武相荘 2008-06-23 18:28:37 | 自分だけの自然遺産 6月のとても暑い一日だった。友人と川崎から町田市に入り、小田急の鶴川駅に降りる。以前から、白州次郎に興味を持ち続け念願かない記念館にたどり着いた。 かやぶき屋根の重厚なたたずまいに、まずはその人なりを感じた。平日なのに来観する人が耐えない様子だった。鶴川駅からバスで10分ぐらいで、今は住宅地になっている。少し坂道を登ると、門構えが見えてくる。入場料1000円を払う、入り口の左側が売店と2階はHNKで流した「その時歴史が変わる」のビデオが見れる。 かやぶき屋根の庭を通ると、鈴鹿峠の石碑があり裏庭の小高い庭に出る。旧白洲邸は次郎と正子が住んでいた当時のまま保存されており、書斎の本などもそのままの状態だった。正子のライフワークの陶器の展示など見所はずいぶんとあった。 GHQから「従順ならざる唯一の日本人」と称された、戦後の交渉になくてはならない人物だった。晩年は軽井沢カントリーの理事長を務め、80歳を越えてもポルシェを乗り回していた。こんな人物に私はあこがれる。
奇岩 巨石の続石 遠野 2008-03-31 21:39:11 | 自分だけの自然遺産 この巨石はどんな目的で、こんな山の足場の悪い山の中に組んだのだろうか。いつごろからあるのか。 弁慶の昼寝場と立て看板にあったが、たぶん宗教的な意味があるのではないか。 人の力の及ばない宇宙的なパワーが潜んでいるのかも. 朝の八時すぎに来てみたが、この空間だけは異様な時間が流れている感じがした。
芭蕉そして子規も 歩いた「信夫文知摺」 2008-03-09 10:35:52 | 自分だけの自然遺産 早春の福島路は前から気になっていた「文知摺」史跡。国道4号線福島市内に入ると、奥の細道の標識がでている。今回は時間もあり訪ねてみた。 思いのほかいいところだった 文知摺石は小倉百人一首にも詠まれてる。後世、この地を訪れた松尾芭蕉も「早苗とる 手もとや昔 しのぶずり」と一句したためている。 明治26年夏、正岡子規が訪れ「涼しさの 昔をかたれ 忍ぶずり」の句を残す。 芭蕉と子規が訪れた地というだけでわくわくしてしまう。 当日は「もちずり美術館」に福島県知事もプライベートで見学に来ていた。 美術館の説明をボランティアの女性がしてくれた。「秋も紅葉が綺麗ですよ」と美味しいお茶とここで取れた梅干を出してくれた。 午後の日差しが柔らかに差していた。なんだかとても豊かな気分になれた。
気仙川河口 水門 2007-06-02 15:22:40 | 自分だけの自然遺産 気仙川河口ではシーカヤックなど野外活動が盛んだ。広田湾に注ぐ気仙川は北上山地の養分を多く体積しシジミなど魚介類が豊富に育つ。高田松原にはユースホステルがあり、これからは五葉山のツツジが見ごろだ。
釣石神社 受験の神様 2007-03-31 17:27:16 | 自分だけの自然遺産 桃生郡河北町にある巨石の御神体で53年の宮城県沖地震でも落ちなかった。「落ちそうで落ちない」ところから受験の神様と言われている。我が家も夫婦でお願いした。無事に国立大合格でお礼参りをしてきた。 この巨石の周囲が14mあり、カメの頭が突き出ているようなところから家庭円満のゴリヤクがあるそうだ。 階段で神社に登ると、眼下には北上川のヨシ原が広がっていた。
貴重な木造校舎 2007-03-04 12:30:31 | 自分だけの自然遺産 如月最後の日温かなリアスの潮風にのんびりした。 陸前高田市に寄り道してみた。三陸地方の中でも大きい町だ。 そこでレトロな学校が現役で活躍している。屋根の意匠など西洋建築の面白さがとても気に入った。
レトロな街角 旧盛岡銀行 2007-02-08 20:15:16 | 自分だけの自然遺産 市内を流れる中津川のほとりに瓦屋根の旧家。この街の伸びやかさがある。 旧盛岡銀行が現役で頑張っている。明治44年の建造なのだが、ヨーロッパの街角にいる感覚。 全国的まれに見る暖冬だが、この日はさすがに寒かった。川の対岸からも堂々とした風格がある。 肴町の裏手に入ると蔵造りがあったりする。
晩秋の古刹 瀬戸内寂聴さんの天台寺 2006-10-26 22:07:31 | 自分だけの自然遺産 東北最古の名刹「天台寺」境内は紅葉に包まれていた。 中尊寺・立石寺・毛越寺・瑞巌寺と並ぶ古刹だと思う。今東光が中尊寺の住職をしていたとき瀬戸内寂聴さんが出家した。この縁で天台寺の住職になった。 境内の青空法話も20年近く続いている。毎回5000人の人たちが浄法寺にやってくる。日本国内から海外の人まで。全ての経験を経てきた寂聴さんならではの説得力があるのだと思う。 天台寺参道の石灯篭 寂聴さんの法話の写真が掛けてあった。 参道の石段と杉のうっそうとした脇にアジサイ小さいお地蔵さん 昨年住職を下りてから体調にあわせて法話をしているのかも 寂聴さん自ら植え続けてきたアジサイ、最後の花をつけていた。 本堂の脇のもみじの紅葉が素晴らしかった。
燃えたぎる 信仰の山 月山 山伏現る 2006-10-26 19:19:35 | 自分だけの自然遺産 山岳信仰の名峰「月山」に登る。姥沢小屋からブナの原生林を歩き始める。天気快晴頂上まで透き通る。紅葉の盛りの最後は燃え滾るようだ。人間も似てるかも知れない。神奈川から来たという、3人組ほら貝を月山に向け一礼して鳴らしていた。山伏修行かもしれない。 山伏のような3人が姥ヶ岳でほら貝を見事に鳴らしていた。 紅葉と山頂までのコントラストがとても素晴らしかった。 月山の上の所はかろうじてナナカマドの紅い実が残っていた。
馬仙峡から馬渕川 2006-10-25 19:32:34 | 自分だけの自然遺産 紅葉が始まった鹿角街道浄法寺から馬仙峡に登った。 男神岩からの景色は7分の紅葉だ。女神岩まで歩いたなかなか良いところだ。 岩の上は足がすくむような迫力だった。