仙台蕃山から太白山 禅寺 大梅寺

　仙台の西部に里山の自然を残す蕃山は、かつて開発の渦中にあった。自然保護の人々が守った。貴重な植物や野鳥の生態系がいま100万都市の中に共生している。
大梅寺も歴史ある禅寺で夏目漱石の「草枕」の中にも出てくる。子供達とハイキングコースとして楽しんで見てはどうか。



　頂上からは太平洋が望め、真向かいに太白山が迫っている。




　参道にはいろいろな表情の羅漢像があり楽しめる。

ハリストス正教会 大船渡市盛町 司祭ニコライと菜の花の沖

　三陸の町に趣きのある西洋建築があった。ハリストス正教会で北の港町でなぜと思った。世界史的にはギリシャ正教会でハリストスとはギリシャ語でキリストの意味がある。
　1861年北海道の函館に司祭ニコライが伝道を始めた。その後仙台・佐沼・気仙沼・陸前高田と布教する。本部は神田御茶ノ水のニコライ堂である。このニコライ堂は御茶ノ水の駅前にそびえていてとても雰囲気があって私は好きなロケーションだ。　この函館に布教として教会を建てた時期と司馬遼太郎著「菜の花の沖」の高田屋嘉兵衛がダブって見える。江戸後期ロシアとの友好を切り開いた、気骨あふれる姿とも重なる。ハリストス教会の建物を見てまわるのも面白そうだ。


　国道45号線の町の中にある。100年以上の歳月が流れている。


　神田御茶ノ水のニコライ堂と同じ教会だとは布教の歴史をひも解いてみようか。


　正面入り口に歴史的な事柄が書いてあった。


　この建物は御茶ノ水のニコライ堂。

超美人の大根足 野菜の芸術

近所の農家から頂いた。これはおもしろい本物の大根足。
自然の造形美か奇跡の大根。あんまりにもリアルなので大根役者が撮影。

アルペンブルー咲く むにゃむにゃ通り

6月になるとアルペンブルーが咲く。星型の花弁は鉢をこぼれんばかりに咲き乱れる。花言葉は誠実、正式名はカンパニュラ・ポシャルスキャナと言う。
　年金問題やコムスン介護不正、高齢社会に不安を残す。行政は誠実に対応しなければ国民は浮かばれない。

ピラカンサ 仙台卸商団地 繊維街に咲く

白い花をこぼれんばかりに付け、６月の青空に輝く。仙台卸町の繊維街の一角にこの大木がある。３０年ぐらいたつのだろうか。
　秋には真っ赤な実を付ける。渡り鳥など大群でこの実を突付きに来る。
　綺麗なものにははトゲガあるとの格言通り幹には鋭いトゲがある。
　私はこの時期の仙台をこよなく愛している。

仙台卸町 繊維街にヤマボウシ

　仙台市の街路樹１００選にも選ばれている仙台卸町。その繊維部会にヤマボウシが今見ごろ。ゆりの木やハナミヅキに加えてヤマボウシも何本かある。
　よく山に登ると白い花を付けたヤマボウシを見かける。汗をかきながら登りふと休んだ時に見るこの花はとてもすがすがしい思い出がある。
街路樹ではめずらしいかもしれない。
　

ピンクのドウダンツツジ

　ドウダンのピンクは珍しいのかも、白が終わっても咲いている。シランも咲き出した。

母なる大河 北上川源流

　奥中山高原を源流に岩手県から宮城県まで日本有数の大河。そして母なる川である。

気仙川河口 水門

気仙川河口ではシーカヤックなど野外活動が盛んだ。広田湾に注ぐ気仙川は北上山地の養分を多く体積しシジミなど魚介類が豊富に育つ。高田松原にはユースホステルがあり、これからは五葉山のツツジが見ごろだ。