花と山歩き

 身近な草花や山と自然の移ろい、見たまま感じたままの今をつづる。

春の使者 コゴミ(山菜)

2006-05-25 18:30:44 | 春の山菜

 肘折温泉から渓流沿いに、春の「におい」を求めて相棒と二人で山に入る。

 例年にない残雪が足元を慎重にさせる。雪の重しが消え、沢筋にも春の日差しが照り始めるころに生え出してくる『コゴミ』春の使者がぴったり。「かがむ」・「こごめる」・「こごむ」と背中を丸める姿に言われがあるかも。

 コゴミはシダ類なのだが綿毛をまとわない、鮮やかな緑色でワラビやゼンマイとは違う。コゴミはアクがない。食べるのはクルッと巻き込みのあるこの新芽です。コゴミはクサソテツという正式の名前がある。

 なんといっても、おひたしです。カツオブシをいっぱいかけてかけ醤油をかけて食べる。塩を少し入れた湯で、手早くゆで、水にさらす。茎がこりっと歯ざわりがあって、さらにかむとほんの少しぬめりがある。



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