【孔雀って走るのね】
Nikon D600 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
朝晩めっきり涼しくなり、気がつけば水沢の気配である。
もとい、アンジェラの気配もとい、堺マチャの気配である。
・・・素直に「あき」って言えよ。
この夏はどこへ行くにも『8分丈のパンツにポロシャツ』という格好だった。
とくにヘビロテったのは『ベージュのクロップドパンツ/GAP』で、
あまりのお気に入りっぷりに、
・28インチ:やや窮屈サイズ/楽天カードマン的なシルエット/空腹時限定
・29インチ:ややゆったりサイズ/田中邦衛的なシルエット/満腹時着用可
とサイズ違いで2本も買い求めた程である。
てゆーか、『28.526インチ』を販売してくれれば、『ジャストサイズ』としてもう1本買うぞ。
GAPとしては「ウチが販売していたのは7分丈ですよ?」などと異を唱えるかもしれないが、
若干脚がコンパクトめ、
もしくは、下半身に比べて上半身がお得用サイズ、
あるいは歩幅が小型犬(ミニチュア・シュナウザー)とほぼ同じな人である自分が履くと『8分丈』になるのだ。
いやいや、慰めのお言葉とか結構なんで。
* * *
夏場はそこらじゅうに蚊がいるが、
自分が好んで撮影に行く場所~猫や花で賑わう公園等~は、とくに蚊が多い。
撮影中は、
「ねこ、かわいいよねこ♪」
「はな、すてきだよはな♪」
「紅葉、サスペンス劇場だよ紅葉(山村)♪」
「この木なからましかばと覚えしか」
などと言った感じでテンションが高く、蚊にさされていても気がつかない。
くるぶし辺りに痒みを感じて見てみると、
『8分丈』からのぞく生脚部には、紅く腫上がった無数の痕が残っている、といった感じだ。
「紅葉みたいでキレイねぇ^^」 いやいやアナタの方がキレイですよ山村さん:棒読み
* * *
先日、自宅付近を散策中にヒガンバナを発見&撮影していたら、《この時期になっても》蚊にさされた旨の記事を書いた。
その翌日、最近のお気に入りスポットである、『バードホール/東山動物園』に行ったのだが、
大歓声の中、《眉間にシワを寄せた長州力》が花道を歩いて来る時の入場曲は『パワーホール』だタコこらっ!
行ったのだが、
鳥が放し飼いになっている『バードホール』は、蚊にとっても住み易い環境らしく、夏場にはとんでもない量の蚊がいる。
この時期でも油断出来ないことを知った自分は、『虫除けスプレー』を持参しバードホールった。
* * *
ご承知の通り、『虫除けスプレー』は、虫が嫌う成分が入ったスプレーで、皮膚や服の上から噴霧して使用する。
極めてディフェンシブな武器なわけだが、《虫が嫌う成分》をディフェンスだけに使うのは勿体なくはないか?
誰も気付いていないようだが、《虫が嫌う成分》を《蚊に直接スプレーする》と、
・蚊は自分のことが嫌いになる
・ウツ気味な蚊は生きる意欲を失う
・そんな空気は仲間にも伝染する
・結果、辺り一帯の蚊は全滅
というオフェンシブな兵器:『スーパー・ジェノサイド・スプレー』に生まれかわるのだ。
その理論を実践すべく、悪魔的な笑みを浮かべながらバードホールにアシを踏み入れた。
・・・待てど暮らせど蚊は寄って来なかった。
東山は、一足はやく八代に、もとい、泉にもとい、徳永ヒデになっていた。