帰って来い、水島。

Nikon D600 ＋ AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
　 

 

玄関のドアを開けると、中井貴一氏が見知らぬ女性とともに立っていた。


あまりにも突然な貴一の出現に、
ナニをドウすればよいのかワカラズ固まっていると、
ミント風呂に入った後、無水エタノールで拭き上げたように爽やかな声で
「サイン、しましょうか？」と He said。

「・・・ぉ、おねがいします。」

何故か／いつの間にか手にしていた色紙とマジックを手渡すと、
爽やかな笑顔が張り付いたままの表情で「キュキュキュッ♪」とマジックを走らせ、名前を書き入れた。

《 N. Kiichi 》

色紙には、全身の爽やかさからはほど遠い、
『来来亭』のロゴのような文字でそう書かれていた。

「はじめまして、キイチ・ナカイです。」

 

ぁあ、、、なんだかインターナショナルな感じですね。

っていいから。水島、帰って来い水島っ。

お礼を言って色紙を受け取ろうとすると、
隣りに立っていた女性～藤吉久美子さん似～が、
「アタシも書いてあげる。」と言わんばかりの表情を浮かべながら色紙を奪い取った。

《 P. Miki 》

・・・どう見ても日本人女性の顔なのだが、『P』で始まる苗字などあるのだろうか。
外国籍の方と結婚されていて、『Philips』等の苗字だとか？

太川陽介氏がご主人ならルイルイ♪、ってことで『R姓』も考えられるが、
だとしたら貴一とは一体どんな関係なんだろう。。。

なんて事を考えていると、

やっぱり藤吉久美子さんそっくりの声で She said：

「ミキ・プルーンです。」

　
あまりにもびっくりして目が醒めた午前2時の出来事。