『揖斐』。
おそらく1億3000万人近い日本人の中で、7000万人の人が読む機会が無く、
1億1000万人以上の人が書くこともなく一生を終えるであろう漢字、『揖斐』。
本日の朝9時過ぎ、突然ネット環境(ヒカリ)が使えなくなった。
ルーターやハブの不具合で無いことは明らかだった為、即NTTに問い合わせてみると、
事務所がある大野町はおろか『揖斐郡一帯』で不通だと言う(電話は使えた)。
復旧の目処が立たない、とも言われ、
「困った困った♪」と唄いながら『考える人/ロダン』のポーズをとっていたところ、
12時を前に突如繋がった=復旧した。
あわててブログの記事を書き始めたところで、
いつもは“不幸と悲しみをもたらすメール”しか送ってこない友人からのメールが届いた:
「今日“も”USTREAMで中継あり」、とのこと。
…2日にも同様のメールをもらい、バンクーバーで行われていた坂本龍一氏のコンサートを、
揖斐の、こんなド田舎で、リアルタイム(現地時間20時頃)で視聴することが出来た。
これまでの“不幸と悲しみ”に関しては不問にしてやっても良い、と思える程すばらしい体験であった。 つづく。