タムキューへの道・中編

続き：

いつかは必ず買う、と心に決めていたマクロレンズなわけだが、購入候補には以下の3本が上がっていた。
　1）Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
　2）Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR
　3）Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1

いずれも実売価格が5万円前後のマクロレンズで、それぞれ
　1）60mm…ナノクリスタルコート採用の高評価レンズ／換算90mmだが、もう少し焦点距離が長い方が望ましい
　2）85mm…手ブレ補正付きのマクロ初心者向けレンズ／他マクロと比べ、開放F値が大きいのが気にかかる
　3）90mm…やわらかいボケが魅力の王道マクロレンズ／街撮りにも使えるらしいのだが、換算135mmをブラさずに撮れるのか
と甲乙つけがたい。
決め手となるメリット／デメリットが見当たらなかった為、
中古も視野に入れた上で「あとはご縁で＾＾」的な受身体制を整えていた。

で、掲示板のクチコミによるとタムキューさん、どうやらモデルチェンジが近いらしく、
某大型カメラ店では“アウトレット”と称したメーカー在庫品が安価で大量に売られているらしいのだ。

ネットでの最安値よりさらに安い金額に、
アルフレッド・ヒッチコックさんが監督したジョン・ファーガスンが高いところに登るとおこす症状、まわりくどいな、
『めまい』を感じながら某カメラのKムラを訪れた。
…ありましたがな、ニコンFマウントのタムキューさん。　　続く。