続き:
2)ミラーとプリズムによるファインダー像の違い
カメラを正面から見ると、
レンズマウントの上に「…ちょっと雨宿りでもして行くか」って感じの出っ張りがある。
これ見よがしに『Nikon』とか『Canon』とかのカンパニーロゴが入っている部分だ。
そのスペースには“レンズから入って来た光を接眼レンズまで導く為の機構”が収まっており、
初級機には『ペンタミラー式』が、中級機以上には『ペンタプリズム式』が搭載されていることが多い。
逆に“ペンタミラー式だから初級機”だと結論付けられる機構でもあり、デジイチにとって重要な役割を担っている部分なのだ。
で、その役割はナニカと言えば、
レンズから入ってきた光は“倒立逆像”といって“上下逆さま/左右が逆”になっている。
これを複数回反射させて元の状態(正立正像)に戻すのが『ペンタ・ブラザース』のお仕事なのである。
軽量で製造も楽な『ペンタミラー』は、
“光学的な距離が伸びてしまい、ファインダー像が暗く/遠く/小さくなる”という致命的な欠点があり、
“見え方”にこだわる中級機以上では敬遠されてしまう。
『性格が暗い/デコが広い/背も低い男』である鉄雄が、
「“さん”をつけろよデコ助野郎!」と金田から罵られるのは仕方が無いことなのだ。
ファインダーの暗さ/遠さ/小ささが問題になるのは、主にマニュアルフォーカス時なので、
「アタシゃオートフォーカスしか使わないからソンナコト関係無いだわさ」などと思いがちなのだが、
いかにヘタレ・ユーザーと言えども、マクロレンズ等を使う場合は目視でのピントあわせが必要になる。
その時にやはり見やすいのだ、『プリズム式』の方が。
ま、今時はライブビューで拡大→フォーカシングする機会も多いし、
ましてやSONYからは『透過ミラー』なんつー機構を搭載したモデルも発売されるしで、
気にする人以外は気にしなくても良い部分なのかも知れない。
『D5100』にいたっては、バリアングル液晶=ライブビュー撮影がウリなわけだし。
でも、
ファインダーを覗きつつマニュアルフォーカスることに悦びを感じてしまうような生粋のヘタレ・ヘンタイは、
選択項目として積極的に挙げておきたい機能である。
つづく
また改めてお伺いします。
腰なんか全然使ってないのに(泣)
あれ使いにくくて私は嫌いなんですけど…。
病み「上がり」、では無くいまだ「上昇中」のようで(もらい泣き
そんな中お気遣いいただきましてありがとうございます。
「一難去ってまた一男」って感じですが、
腰使った記憶が無いのに「一男」が誕生した場合でも、奥様の不貞を疑ってはいけません。
お大事に。
ジモンさん
同じくファインダー派ですが、今時はどんなデジイチにもライブビュー機能がついてますね。
それだけ需要が多い、ってことなんでしょうか。
ライブビューメインならデジイチじゃなくても良いような気がするんですけどねぇ。。