西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

何故、わたくしは夏目漱石を読むのであるか? 

2023-09-12 12:36:48 | Weblog
 わたくしはしばらく前から夏目漱石の読書会に参加している。某カルチャースクールの源氏物語の先生からお誘いを受けたのだ。
 わたくしは夏目漱石・宮沢賢治・村上春樹氏たちは何度も読み返す価値のある作家だと思っている。しかし漱石を特に面白いと感じているわけではない。村上春樹、椎名誠、ドストエフスキーのような中毒性は感じていない。しかし何故か漱石は読まねばならないと自分の深いところが命令するのだ。
 漱石が生きた時代はわたくしが一番分からない日本の時代である。明治維新を経て日本が帝国主義的膨張政策をとり始めた時代だ。この時代のことが知りたくて最近いろんな本を読んでいる。そして一番面白くて興味深い文献を提供してくれているのが、保守思想家の中島岳志氏である。
 中島氏のアジア主義に関する本を読むと1900年頃に東京には1000人くらいの中国の革命家がおったそうな! 日本にも左右の革新的活動家が中国・朝鮮と連帯して欧米の帝国主義国を打つ破るのだぁと気炎を上げて頑張っていたとか・・・。知らんかった。
 世間がわちゃわちゃと騒がしい時に漱石はどういう目で日本を見ていたのか? 半藤一利氏の「日露戦争史1」にこういう記述がある。大まかに言うと日本が日英同盟締結で浮かれ喜んでいる時、漱石は「国際上のことは道義より利益」と言ったとのこと。日本の当時の外交は道義・信頼関係・敵意・などの主観的な思惑で行われている。列強の外交はあくまでも一国の利益で割り切られているとクールに見ている。
 「吾輩は猫である」を書いて、これが大人気を博したわけだけど、当時はロシア戦争の終盤であった。しかしこの作品は当時の世の中の喧騒と関係のないようなユニークな登場人物たちのヘンテコな話ばかりである。わたくしはここに漱石の超然とし立ち位置を感じる。
 モダンジャズで「どんなジャズもモンクを基準に考えればいい」という名言があるが、「どんな社会であるか、漱石を基準に考えればいい」と思ったりする。
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世にも恐ろしい中日ドベゴンズの「米騒動」とヤクルトを改名した「(死球)アテルゾスワローズ」

2023-08-24 16:04:34 | Weblog
 プロ野球ファンの皆様、お変わりありませんか? さてペナントレースもそろそろ終盤に差し掛かって、わたくしの愛する阪神タイガースの「あれ」も現実味をおびてきました。国連のぐてーれす事務総長が地球温暖化ではなく地球沸騰じゃ!と言ったのもタイガースの渋ちん勝ち試合が続いてしるからでしょうか?
 しかし現在プロ野球を賑やかにしているのはわがタイガースの「あれ」ではありません。
 まずヤクルトを改名した「当てるぞスワローズ」の死球禍でございます。なみいる主力選手に剛速球を当てまくり、タイガースの梅ちゃん(梅野選手)も今期絶望となり、先日は中日のヘラヘラ男石川選手をノックアウト!高津監督は中日ドベゴンズと熾烈な最下位争いをしたいるために、どこか頭のねじが数本、スワローのように飛んで行ってしまったのでしょうか?
 こうなったらヤクルトをアテルゾ、スワローズをズルスルーズ(ズルいことをする)に変えてしまったらいかかでしょうか?「ヤクルトスワローズ」改め「アテルゾズルスルーズ」爆誕? 改名しただけかな・・・

 ねじが飛んで行ったといえばドベゴンズの立浪カントクです。細川選手の不調がお米のご飯を減らしたら復調したということで、全選手にお米はたくさん食べたらイカン!と白米禁止令が発出とか。ホントかなと思いましたが、絶対的守護神マルティネスがブチ切れて「米食わせろ!」と激怒し恫喝したら、立浪カントクは「投手陣はいいよ」とのこと??
 最近のドベゴンズの弱さが増したのは、選手が腹ペコで力がで出ないのではと思われます。ドベゴンズのファンは「すわ! 令和の時代に米騒動勃発か! 飯ぐらい喰わせてあげなはれ!」と同情と怒り心頭でございます。そして今、ヤフコメは「米騒動」で大騒ぎであります。ちなみに白米はダメで麺類はいいそうです。さすが立浪カントクは考えることが違うだニャー。やはり、きし麺をドベゴンズの選手は食べているのだがにゃ?
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噛む猫・切れ猫が菩薩猫になった、ニャン!

2023-08-11 12:14:54 | Weblog
 猛暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?某国営放送は熱中症に気を付けようと言いつつ、酷暑の中、全国高校野球選手権を平然と放送し続けております。
 さてわたくしの飼っておる老猫ですが、エアコンの風が嫌いらしく、蒸し暑い部屋でゴロゴロしております。
 この猫は以前も語りましたが、若いころはすぐキレて「嚙む猫」と言われておりました。保護した次女は「癒しにならーん!」と泣いておりました。
 しかし年を重ねるとは素晴らしいことです。このキレ猫も16歳になると悟りを開いたような仏陀猫となりました。
 夏休み、わたくしの孫が我が家にやってまいります。ご存知でしょうが、猫は子どもが嫌いです。私の孫は5歳8歳の言うこと聞かない、いわゆる「クソガキ」です。老猫が食事中でもベタベタ触るし「ワッ!」と脅かしてみたりして、勝手に喜んでおります。
 最初は老猫もビビって部屋の隅やテーブルの下に隠れておりましたが、だんだん慣れてきたのか諦めてきたのか、お腹が減ると餌を食べに出たり、トイレにで用を足したりするようになりました。ちなみに悪ガキどもは老猫がおしっこをしたりウンコをしたりするのをじーっを注視したり「ウンチが出たぁ!」とかギャーギャー言ったりします。けれども悟りを開いたは老猫は半眼を閉じて静かに用を足すのです。
 しかしさすがに悪ガキどもの相手をするのはエネルギーを消費するらしく「腹減ったニャア、何か美味しものほしいんだ、ニャア!」と食欲は旺盛で、その分排便回数も増えているようです・・・。合掌
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タイタニック潜水艇というのがあるのか⁉

2023-06-22 13:35:50 | Weblog
 アメリカでタイタニック潜水艇タイタンが行方不明というニュースを聞いて驚いた。深海4000メートル近くまで潜航するのである。この時点でまだ乗組員が救助されたという知らせはない。何とか助かってもらいたいものである。

 しかしわたくしが思うに、よくこのような危険なところに行くものである。このタイタンは沈没船タイタニック号を見る観光船?であるらしい。乗船料も3500万円?だったか、何なのこれっ?ていう感じである。いわゆる富豪のお遊びである。そういえば少し前に民間人が宇宙旅行をしたなぁーっ。こちらは1億円以上したような? これも富豪のお遊びである。
 富豪は超高いところや超低いところに行きたい生き物なのか?わたくしは富豪ではないので、そのあたりの心理は測りかねる。しかし富豪はエベレストには登らないのだ⁉

 富豪でないわたくしが申し上げたいことは、深海とか宇宙とかはあまり人間が行かない方がいいのではないかということである。化学探求のためならばいいと思うが、観光とか旅行とかで行く領域なのだろうか?

 人間の行動範囲がどんどん拡大されているが、これってどうなのと思ってしまう。そんなにあちこち行って楽しいのかなぁ?でもあちこち動き回らないとたまらん!という人もヒトの半分くらいはいそうだ。そもそも歴史を見ていてもヒトはいろんなところにあちこち移動したので、地球上の覇者になったとも言える?60歳過ぎて家にこもるとボケてしまうというのも、肌で感じておる今日この頃なのじゃ。

 うーん、そうなると今後も人間は危険なところを好んで観光旅行とか言って行くのであろうか? 斎藤幸平氏が言っているように資本主義社会は何でもお金にしてしまうのだなぁと感じ言っておる次第でござる。
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中日ドラゴンズのファンは人格者⁈ それとも・・・

2023-04-30 09:08:45 | Weblog
 プロ野球ファンの皆様、いかがお過ごしでしょうか?わが阪神タイガースは岡田監督のぼやき采配で好位置キープをしており、いつ不調になるかハラハラドキドキしております。タイガースは暗黒時代を脱したようで、落ち着いて観戦できません。やはり中日ドベゴンズ、もといドラゴンズのように安定して負け続けてほしいと願っております。負けることを前提に観戦すると負けたときにストレスが溜まらないし、勝ってしまいますと驚きと喜びが倍増しますから!
 ところで最近、わたくしはネットニュースのファンのコメントをつらつらと読んでおりますが、これがなかなか面白うございます。
 少しまで読売ジャイアンツが最下位に沈んだ頃ジャイアンツファンは怒り狂って、「原監督辞めろ、早く休養しろ! 独裁者・原ひどい」と罵詈雑言のオンパレードでありました。最近ジャイアンツは好調なので、さすがに手のひら返しとまではいきませんが、好意的なコメントが増えております。まあジャイアンツは2リーグ制になってから過去に1回しか最下位になっていないらしいです。凄い!それもあの長嶋ジャイアンツのときしかなってない。長嶋ジャイアンツもある意味凄い!
 ジャイアンツの場合、Bクラスでも凄くブーブー言われる球団ですから、最下位にでもなろうならファンは集団ヒステリーみたいな状態になるのは致し方ありません?
 さて中日ドラゴンズはここ10年間、ずっと弱いですからファンも負けてもあまりヒステリックにならず、多くの人は冷静に負けゲームを分析しております。昨日は首位のベイスターズにまさかの逆転勝ちをするかと思いきや、途中で中継ぎ投手陣が案の定自滅し再逆転負けでございました。「死球死球四球四球」が敗因だとドラファンはクールに分析しておられました。しかしやはり昨日はまれに勝てるゲームでしたので最後は「立浪監督やめろ、はやく休養せい!」とドラファンは怒っておられました。いくらクールなドラファンでも怒るのですねぇ・・・。
 しかしシーズンはまだ続き、まだあと100試合以上あります。ドラゴンズはおそらく浮上する可能性は限りなく少なく、ファンの皆さんはどうして精神的な安定を保つことができるのでしょうか?やはりドラファンの皆様は長年の負け癖に対応できるように、ある種の悟りの境地に至ったのでしょうか? 集団出家しているのでしょうか? そういえばドラマスコットのドアラもそこはかとない悲しみを纏っているようです。合掌…。
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日本の半年以上は夏なんじゃ⁈

2023-04-19 15:06:59 | Weblog
 昨日4月18日、水俣で30度以上を記録したという。今日も暖かいというより何だか生暖かいのだ。関東地方では軒並み30度近くまで気温が上がるという。
 お天気キャスターとかは「6月並みの気温です」と言うと、MCは「熱いデスネー」とヘラヘラ驚き笑っているが、それでいいのか!
 明らかにおかしいのじゃ!4月中旬から夏日ということは、10月くらいまで暑いので6か月以上、「夏!」ではないのか?「熱中症に気を付けてくださいね」とか呑気に言っている場合なのだろうか?
 気候変動による温暖化の一番恐ろしいことは「わかりにくい、気づきにくい」ことだと学者さんたちは言っておった。極地の方が温暖化の影響が顕著であるそうな。そういえばホッキョクグマが氷が少なくなって狩りに困って近隣の街へ泳いで行ってゴミあさりしてたり、アデリーペンギンのコロニーが消滅したりしておるそうじゃ。

 日本もこのままいくと亜熱帯気候になり、夜型の生活になってしまうかもしれない・・・。東北や北陸、北海道が日本で一番住みやすい地域になる。あと長野とかも涼しそうじゃ。

 海面上昇は今のところ4ミリだそうだが、北極、南極、アイスランドの氷がどんどん解け始めてるので一気に海面上昇になってもおかしくないのではないのか?そうなると海辺の都市はアウトである。人々はどんどんどんどん山の方に移り住んだりして?関東平野は海になって住めませんとか・・・。

 今年の夏はこれまで以上の猛暑になれば電力不足に陥るのではないのか?大都会がブラックアウトになれば老若男女問わず熱中症、基礎疾患のある人も大変な状況になってしまう。病院、施設、飲食関係、宿泊施設、などなどあらゆる機能がマヒしてしまう可能性はないのかな?「ブラックアウトになっても、わが社は我が施設は自家発電でばっちり対応できるのです」と余裕をかましているところはたくさんあるのか?地方都市に住んでるわたくしは、そのあたりのことは疎いのじゃ。

 急激な温暖化は杞憂なのであるのか??
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中日ドベゴンズの安定的な弱さは癒しですらい❣

2023-04-13 15:58:24 | Weblog
 全国の阪神タイガースファンの皆様、お元気でしょうか? 我が阪神タイガースは藤山寛美新監督もとい岡田新監督のもと薄氷の勝利を続けております。あれだけ打てなくて、よく勝てるものだと感心しているというより、怖くて試合が見れません。
 それに比べると中日ドラゴンズはいかにもドラゴンズらしい試合を続けており、安心して試合観戦ができます。落合博満監督が辞めてから、この12年間2位が1回、3位が1回であとは見事にBクラスです。その内訳は4位2回、5位5回、6位2回とまさにセ・リーグBクラスの王者です。
 今年も期待にたがわず最下位を独走中、もう名前も中日ドベゴンズにしたらいいのではと思うほど弱いです。だから安心して試合観戦ができるのです。得点のチャンスになれば、「ああ、ここはタイムリーがでないだろうなぁ」と思うと高橋周平が内野ゴロで凡退。岡林や大島がヒットを打って塁に出ても、ビシエドはホームランを打つのは諦めているし・・・無得点。昨日4月12日はアルモンテと名前の知らない外国人選手がバンテリンドームで何故かホームランを打つと、解説の権藤さんもアナウンサーもビックリ、目の前の出来事が信じられないような話し方でした。
 あまりにもバンテリンドームでホームランが出ないのでこの球場は無茶苦茶広いのかと思いきや、スワローズの村神様はスコンスコン打ちよるです。まあ村上選手は神様なので仕方ないでしょうが、昔?の佐藤輝明選手も大野雄大投手からホームランを打っていたでごわす?
 ドベゴンズもといドラゴンズのゲームはあまりハラハラしないし劇的な逆転もないので、癒しを求める人には最適だと思うのじゃ。血圧あがらないし。

 でもあのオリックスバファローズも優勝したし、いつの日か中日ドベゴンズもといドラゴンズも優勝するのでしょうか?
 ちょっと前の阪神タイガースが最近のドラゴンズと同じくらい弱くて、ダメなチームほど愛着が強くなるのかもしれません。弱かった阪神タイガースを応援し続けて「負けても怒らない、落ち込まない」という悟りに至ったので、ドラゴンズの試合も楽しく見ることができるようになったのだ!
「強いタイガースはホントのタイガーズじゃないもん」と真のタイガーズファンは感じているかも・・・。そろそろジャイアンツもドラゴンズのお仲間になるかもしれないねぇー。

 そして、NPBはいろいろ楽しめるけど、クライマックスシリーズだけは早くやめてほしいどす。あんな客寄せパンダ企画をしたいのなら16チームくらい球団を増やしてほしい・・・四国にNPB球団を!! まあ無理だろうけど。
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老猫は最近グルメ猫になって困っただ、ニャン!

2023-03-31 14:41:57 | Weblog
 ヒノキ花粉が舞う中、皆様お元気でしょうか?わたくしはヒノキ花粉に弱く、マスクは勿論、抗アレルギー剤、目薬、鼻炎吸入薬など対策に大変でございます。
 それなのにうちの老猫は朝から晩までグーグーと寝てばかりの季節感ゼロの呑気者なのじゃ。
 少し前に体調を崩した老猫のために最近の食事は固形のキャットフード「銀のスプーン-15歳頃から」だけではなく、カルカン「お魚ミックス」やマルトモ「かつお大好き」、そしておやつに「銀のスプーンーカリカリ」まで用意したのじゃ。しかしこやつはそれだけでは満足しない資本主義的な猫であったのじゃ。その欲望は留まるところを知らず、鶏の胸肉を蒸したモノを欲しがる始末なのだ、ニャン。
 わたくしの奥さんがレンジでチン!したものはハフハフと食べよる。しかしこやつはわたくしがレンジでチンした鶏の胸肉は「ケッ!」という顔をして食べよらん! たしかそれはレンジでチンした時間が若干長くて肉汁が多く出てパサパサした感はあった。しかし夜中に腹が減って、大体のモノは食う意地汚い老猫なのに、わたくしのつくった鶏胸肉のみは残しよった! けしからん! 警察呼ぶぞ! そのくせ食後には私がデザートに用意したスライスチーズは美味しそうにぺろぺろと舐めながら食べるのだ。
 この老猫は人が残したイチゴのへたのところもぺろぺろ舐めよるし、奥さんが老猫のために少し残した焼いたトーストもカリカリ食べるのじゃ。
 人間がリビングで食事をすると決まって「ニャーンニャーン」とうるさい。自分はご飯を食べたくせに、美味しそうな匂いがすると、お腹いっぱいなのも忘れてしまうのか? ボケとんのか? それともただ食い意地がはっているだけなのか?
 もうすぐ16歳なのに、これだけ食欲があれば長生きしそうなのだ、ニャン!
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春なのに老猫は季節感がないのだ、にゃ?

2023-03-16 12:43:34 | Weblog
 春になると鼻と目が不調である。そう、わたくしも花粉症である。梅が美しいとか桜の開花はまだかとか、菜の花は可憐で良いのうと、のたまっている場合ではないのだ。目が痒ければ目薬をさし、鼻水がズルズル出れば鼻炎のお薬を飲まねばと忙しい。

 わたくしのご主人様の老猫は今暖かいところで生活しているので、季節感を忘れているかのように、ただ寝ている。眠っている・・・。猫は17時間眠るというがこやつは20時間くらい眠っているような気がする。(なぜ腰痛にならん?姿勢は悪くせに)

 朝の6時半くらいから9時半まで覚醒しており、ひたすら「ニャアニャア」とご飯の要求である。某大手メーカー・カル〇ンのお魚お肉ミックスを食べると、マル〇モの「かつおだいすき」をムシャムシャと食べる。「銀のスプーン15歳ころから」は最近あまり食べない。わたくしが朝食をとっていると鬼の形相で「ニャー!(あれ、くれ!)」とうるさいのだ。仕方なくスライスチーズをちぎって手に乗せるとぺろぺろとざらついた舌で舐めよる。あとはひたすら爆睡である。まれに起きて「飯くれ!」とニャーニャ―鳴くか、排泄してるくらいで1時間。そんな人生(猫生)で良いのだろうか?

 春は恋の季節だが、老猫だし避妊手術はしているし猫嫌いだし普段と全く変わらないご主人様なのだ。しかしこやつは少し前までは標高210メートルの山奥の寒いところに住んでおったのじゃ。先述したように右の爪が肉球にくいこみヨタヨタ歩き、結膜炎で目ヤニがひどくて汚い。寒さのためか鼻水をたらし、歳のせいか涎までたらす情けなさである。毛並みもみすぼらしく体重も落ちて貧相な哀れな老猫じゃった。

 しかし今では暖かな部屋で食べ放題眠り放題の怠惰な暮らしを満喫し、体重も増えて手並みもツヤツヤ、以前のようなデブ猫になってしまう恐れもあるのじゃ。おっとロシア!(訳:恐ろしい!)

 よく考えるてみると、寒いところではヨタヨタ(ケガしてたけど・・・)暖かいところではグーグー眠っておるのは、この鈍い老猫でも少しは季節感を感じておるのじゃろうのう・・・・・・。
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「虎の威を借る狐」ではなくて「人の威を借る老猫」なのだ、ニャン!

2023-03-06 10:42:26 | Weblog
 わたくしの飼っている老猫は基本的に自分より弱そうな者?には強いどす。前回お話したように、小鳥ー虐殺、モグラー遊んで殺す、蛇ー猫パンチでノックアウト、ネズミー不必要なお土産などなど・・・。
 老猫はメスなのだが家の周りには一応縄張りはある。わたくしの妻の実家は過疎地なので人間がどんどんいなくなるが、猫社会も過疎化して人口?減少が激しい。ゆえに老猫の縄張りは侵入猫がほとんどいなくて平和な地帯である。奴はお気に入りの場所で腑抜けた表情を浮かべゴロゴロと寝そべったりしている。
 しかしたまによそ猫が老猫の縄張りに侵入する。緊急事態発生‼ すると「ふぎゃー」という情けない悲鳴が裏の勝手口から聞こえる。逃げてきた老猫はよそ猫にビビりまくっているのだ。その顔は最後の審判を受けた極悪人のようだ。地獄に落ちそうなほど人相?猫相が悪い‼
「もぅー」と家の人間が助けにいくと老猫は急に態度がデカくなる。「シャー」とか言って、今度は目を吊り上げ牙をむき出し強面稼業の人のように相手を威嚇するのである、なぜか人の背に隠れて。情けない・・・

 しかしこんな臆病な老猫もあるとき外部から侵入した猫に攻勢をかけていた。おお!ついに闘いに覚醒したのかと思いきや、相手はカワイイ子猫でした。ミャーミャー泣いてる子猫をいたぶっていたのだ。家の者は急いで子猫を保護し逃がしてあげたそうな。

「最低やね・・・」いつもは老猫にとてもやさしい娘も軽蔑した視線をあ奴に向け、そう吐き捨てておりました。合掌・・・・・・。

 みんなから非難囂囂でしたが、老猫は「ツーン」とわしゃ知らんと言いたげな表情。聞いてて知らんふりをする豪胆さはあるのだ、ニャン!
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老猫の猫パンチは強烈だ、ニャン‼ 蛇さん危うし?

2023-03-05 12:30:18 | Weblog
 わたくしの飼っている老猫はカラダがでかくて顔が小さい。カラダを伸ばしていると蛇みたいに変だニョン。
 だが身体能力は高くて狩りも上手い。裏にあるクロガネモチという木に「タタタターッ」と走り上るのを目撃したこともある。
 
 狩りが上手いので、当然お土産を持って帰る。主に小鳥が多く、ねずみも持って帰る。家の者は「ヒエーッ!」と叫ぶばかりで、ありがたがらないのだ。モグラさんを口でピョイピョイ放り投げて遊んでいたこともある。猫は残酷なのか遊び好きなのか・・・??

 妻の実家は田舎なので蛇にも遭遇する。ある時裏庭でこの老猫(当時は若猫)が何やらあるものを見ては、ちょっかいをかけているのを目撃した。娘と一緒に何だろうと老猫のところに近づいて見ると、そこには40センチくらいの蛇がいた。頭が三角ではなかったので多分毒蛇ではないと思われる。その蛇さんが頭をもたげて攻撃態勢に入っているのだが、わたくしの飼っている老猫(当時は若猫)が強烈な猫パンチを一方的にかましているのだ。左右のフックが蛇さんの頭に正確にヒットして蛇さんはグロッキー状態。この老猫は(当時は若猫)明らかに楽しんでおり、わたくしも娘も「凄いなぁ、猫パンチ早っ!」と驚いていた。
 そしてついに強烈な右の猫パンチ(右フック)が蛇さんの顔面に炸裂! 蛇さんはフラフラして明らかにノックアウト寸前。これがボクシングの試合なら、セコンドがタオルを投入するか、レフェリーが試合を止めて老猫(当時は若猫)のテクニカルノックアウトを宣言する状況である。「勝者、老猫(当時は若猫)!」 しかしその時はセコンドのトレーナーや冷静な判断をするレフェリーはいない。

 わたくしと娘は慌てて老猫(当時は若猫)を抱きかかえて、その場を後にしたのであった。もしわたしたちが老猫(当時は若猫)と蛇さんのファイト?を見つけなければ、蛇さんは完全ノックアウトの失神、そして絶命していたかもしれない。
 老猫は井上尚弥のように強くて?そして怖いのだ、ニャン!?
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老猫は保護猫で、そして人気最低だったんだ、ニャー!

2023-03-04 14:35:42 | Weblog
 現在、一緒に住んでいる老猫は保護猫である。もう少しで保健所行きだったのだが、心優しい娘が可哀そうということで飼うことになった。
 他にも兄弟がいて、この老猫よりも可愛くて無事飼い主が見つかった。この老猫は頬がこけていて目つきが悪くて、子猫なのに可愛くないのだ。なかなかいない、そんな猫? だニャン。だがそんなブサイク猫も娘の優しさに救われ、祖母も「残り物には福がある」のではないかとフォローしてくれた。
 しかしこの老猫は幼少期から性格が悪くてキレ猫だったのだ、ニャン! ちょっとしたことですぐキレてガブッと噛むし、服の上から噛んだと思ってこちらが「へへへへーっ」と笑ったら、「ダダダダーッ」と猫キックを連発するのである。心優しい娘も「癒しにならにゃーい!」と憤慨しておりました。
 
 ところでわたくし達は当時は妻の実家に住んでいて、その家は大きくて二階は廊下が「コの字型」に設計されていた。賢明な読者諸兄はお分かりと思うが、縦と横の廊下の接点、つまり角のところはどちらかの廊下の向こう側に階段がないといけない。しかしこのキレ猫はアホなので二階廊下の続きが階段だと判断してしまい、あえなく墜落。階段口の手前には低い間仕切りのような防護柵?もあったが、それには隙間があったのでチビ猫はすり抜けてしまった。おそらく2m以上の高さから落ちて、身体能力の高い猫でも直地失敗! したのか、かなりのダメージを負いました・・・。
 しかし骨折とかはしておらず、しばらくすると元気になったニャン! 猫、恐るべし。そのとき頭を強打して性格が悪くなったのだろうか?(今は菩薩様のようだが??)

 ちなみにこの老猫より早く飼われることとなったカワイイ兄弟たちは、みんな交通事故とか病気で早く亡くなってしまいました。(合掌)
「憎まれっ子世に憚る」だ、ニャン!

 

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老猫の魂の叫びは隣部屋まで聞こえたのだ、ニャン!

2023-03-01 14:19:27 | Weblog
 わたくしの飼っている老猫ー15歳もうすぐ16歳ーは現在結膜炎の治療中である。しかしその前に右前足の爪が肉球に食い込むというややこしいケガをしていた。
 ずぼらなわたくしはそんなの大したことはない、ヨボヨボ歩くのは歳のせいだと思っていた。しかし心優しい娘は「これはおかしいよ!」と言うので動物病院に連れて行ったのだ。
 動物病院の先生いわく、爪がに肉球に食い込んで炎症をおこすことはまあ結構あるとのこと? ホントかにゃ? ともかく食い込んだ爪を切って消毒するということで、それから他の爪も伸びているのでパチンパチンと先生は爪を切るのである。
 それまでは「ニャーニャー」と言っていた老猫だが、「これは大変だニャン!」と暴れだそうとしたのだが、看護師さんにがっちりと掴まれ身動きできない。そしてついに食い込んだ爪がパチン!と切断された。
「ギャー!!」
 隣の部屋で待機していたわたくしは、これまで聞いたことのない老猫の大音量の叫びに「おおーッ!老猫なのに、まだまだ元気があるのではないかい」と変な安心をしたのである。ちなみに隣で待っていた猫ちゃんの飼い主のおばさまはビックリされておられただ、ニャン。
 食い込み爪を切られた老猫は魂が抜けたようで、抗生物質の注射をされても黙っていたそうな・・・・・・。いとあわれ。(意味は違うが・・・)
 この治療のおかげでヨタヨタ歩くことはなくなりました。
 やっぱり爪が肉球に食い込んだ期間は痛かったようで、この件に関しては老猫に謝罪をした次第です。
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老猫がお漏らし?して申し訳なさそうにしたのだ、ニャア!

2023-02-24 12:27:05 | Weblog
 朝、老猫はうるさい。
「ニャア―!」ー(猫訳:早く飯を食わせろ、カルカンの味わいチキンを)
 それを全部食べると。
「ニャアー!」ー(猫訳:猫ちゃん用かつお節がほしいのだ)
 それを全部食べると。
「ニャアー!」ー(猫訳:まだお腹が減っているのだ)
 カルカンのお肉とお魚ミックスをあげると、半分しか食べない。何なん、それは?
 わたくしがコーヒーとトーストを食べていると。
「ニャア、ニャア」ー(猫訳:もっと美味しいものがないのか?)と言ってくる。
 仕方がないのでスライスチーズを少しだけやると、(ケッ!)という顔をするが食べる。

 昨夜、わたくしはトイレの部屋のドアを少し開けるのを忘れていので、起きて慌ててドアをすかしたのだが老猫は急いでトイレに行く様子もなく「飯くれ攻撃」をするのである。老猫は食後にトイレに行ったので、オシッコを結構我慢できるものだなと感心していた。

 しかし朝食後わたくしがリビングの掃除機かけをしていて、ホットカーペットにある枕を持ち上げた時である。その手にひんやりとした感覚があった。枕が濡れている。もしや…と思ってその匂いを嗅ぐと老猫のオシッコである。リビングのホットカーペットにも染みが!シクシク・・・。
 もちろんトイレのある部屋のドアをすかしていなかった、わたくしが悪いのだが、被害の処理をしていると愚痴りたくなるのだ。「臭い、臭い」とか「〇✖ー(老猫の名前)のオシッコたれ」とか嫌味を言う心狭い人間のわたくしである。
 老猫はその嫌味を聞いて(申し訳なかった・・・)としょんぼりとした表情を浮かべるのであった。そしてわたくしにちかづいて「うにゃ、うにゃ」と謝った?のかな・・・
 うーん、やはり人格者は老猫の方なのだ、食い意地ははっているけど。
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ブリブリニャンコの砂かけが下手だと文句を言ったら、老猫は「ケッ!」と言った。

2023-02-15 08:28:28 | Weblog
 猫を飼っている皆さんはおわかりであろうが、猫は人の言葉がわかる。わかるが猫は頭がいいので人の言うことをきかない。犬は人の言うことを半分ぐらいしかわからないが、おバカなので「ハァハァ」言いながら「お手」とかするらしい?ホントかな?
 先日、老猫がブリブリニャンコ(排便のことを我が家ではこう言う)して、砂かけをしたのだがいい加減であったためウンコがほぼ丸出しで臭かったのだ。そのことで「ウンコの砂かけが下手だニャア。臭いぞ!臭いぞ!」と老猫に文句を言った。すると老猫はわたくしを見て「ケッ」と言った?ような顔をした。(うるさいなあ、細かいことを言う奴だ。ウンコが臭いのは辺当たり前ニャ)と老猫はケーベツの視線をわたくしに投げかけたのだ。だけど本当に臭かったのだ。
 それから2日後、あまりブリブリニャンコしていないなぁといぶかりつつトイレ掃除をしたら、砂の中からウンコが見つかった。おお!上手にウンコに砂かけをしているのではないか。さらに昨日のウンコも奥から見つかったのだ。どこかの高校ではないが「やればできる」のである。ちなみにこの老猫はおしっこをトイレの隅にしてウンコは真ん中にする。おしっこは一日に数回掃除するが、真ん中にウンコがむき出しになっていることが多いので、現物が見えないとブリブリニャンコをしていいないとわたくしは判断したのだ。
「ちゃんとウンコに砂かけをして偉い!」とほめたが、老猫はそんなの当たり前ニャと涼しい顔である。これまでは適当に砂かけしてたくせに。
 しかしこの老猫は毎日毎日、ブリブリニャンコするものである。猫は便秘にならないのだろうか?根菜とか食べないのに・・・
 そしておしっこをするときには、とても深遠な思想をめぐらしているような顔をする。人の世を憂いているのだろう。もしロシアのプーチンが失脚したら、その後任は猫がしたらいいんじゃないかと時々本気で思ったりする。猫は争いを好まないからだニャン。
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