西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

家にいる動物

2007-09-16 09:07:14 | Weblog
 僕の家は、山の中に建っているので、いろいろな動物が出現する。ペットも飼っていて、白内障の灰色老うさぎと、五月から我が家の一員となった雑種の白猫(見た目はきれいだが性格は粗暴)の一羽と一匹がいる。
 さて、ペット以外の動物の話である。
 初夏には裏庭に蛍が飛んでいるときもあるし、軒先にはツバメが毎年巣を作っている。このような状況だと悪くないだが、ことはそう好ましいことばかりではない。
 以前裏庭でひきがえるを目撃したことがある。結構でかいやつである。こいつは図太いのか鈍いのか、人間が寄ってきてもぜんぜん動じない。棒切れでつんつん突いても知らん顔をしていた。たしかひきがえるは毒液をひっかけると絵本に描いてあったので、それ以上挑発するのはやめたけど。
 それから、ムカデである。こいつは僕が夜眠っていたときに、僕の体の上をざわざわと這ったのだ。それも顔の上だったので、反射的に払いのけたけど、刺されなくてよかったと本当に思う。このムカデも大きかったので、顔を刺されたら、お岩さんのようになったのではないかと思う今でもぞっとする。次の日慌ててバルサンを焚いたけど、ムカデの死骸はなかったような気がする。
 次はねずみである。(その当時は猫を飼っていなかった)台所にねずみらしき糞があるので、ためしにゴキブリホイホイのようなねずみとりを置いてみた。翌朝そのゴキブリホイホイもどきねずみとりを見てみると、瀕死のねずみが横たわっておりました。ハムスターやモルモットに比べて、いえねずみ(かな?)はぜんぜんかわいくない。ペット用のねずみたちは可愛がられて、いえねずみは処分の対象にされるのは何となく理不尽な気もするが、やはり処分してしまいました。
 最後は蛇です。先日二階から降りてくると、「むにゅ」というこれまで感じたことのない妙な感覚があった。「まさか」と思って足元を見てみると、50センチくらいの黒っぽい蛇が困ったようににょろにょろしていたのだ!我が家全員集合して、この蛇をどうしたものかと検討している間に、この蛇は階段の隙間から逃げていってしまった。妻が職場の友人にそのことを話すと「私、そんな家には住めない!」と断言され、二重にショックを受けたとか。僕らだって、好きで蛇のいる家に住んでいるわけではないのだけど・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする