西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

夜中にトイレが近い人のための腹巻

2007-11-29 11:39:17 | Weblog
 実はわたくし、数年前から夜中にトイレに行きたくなりました。これはなかなかつらいものです。時刻もまちまちで、1時半だったり、4時だったりします。夜中によたよたとトイレに行きますので、妻は冷ややかな視線を投げかけますし、こちらも眠っている妻を起こしてはいかんと神経を使います。
 だいたい寝る前にビールを飲んだりするとてき面です。(それなら眠る前にビールを飲まなければいいのですが、ときどき無性に夜遅くにビールが飲みたくなるのはわたくしだけでしょうか?)夏でも冬でも関係ありません。夜中に一度起きるとなかなか眠れない人もいるかと思いますが、わたくしの場合は幸いに、すぐ眠ってしまう、のんきなお父さんです。でも明け方5時くらいだと、うつらうつらといった感じで、少々睡眠不足気味にはなってしまします。
 なんとか治すことはできないのかと思い、椰子の実のサプリメントがよいと聞けばそれを飲み、ドラッグストアでは漢方の医薬品を薦められそれも試してみました。結果として、どれも思うような成果は挙げられませんでした。
 今年の夏に水分を取りすぎたためか、胃腸が弱り寝ているときもかなりお腹が冷える感覚がありました。これはやはり腹巻しかないと考え、1470円の白い腹巻を購入、就寝時に着用を開始したのであります。
「腹巻はいい!」お腹を暖めることは、体全体の負担が軽くなるような気がします。(フーテンの寅さん、車寅次郎は偉い!)それから、ナント!腹巻を着用し始めてからほとんど夜中にトイレに行かなくなりました。すごい発見だと思わずパチパチ拍手してしまいそうです。
 しかしまあ、考えたら当たり前ですよね。お腹が冷えれば、トイレが近くなるのは。けれどもわたくしにとってみれば目からウロコといいますか、夜中のトイレには腹巻といいますか・・・(人間50年近くやってこの程度です)
 でも、もし夜中のトイレに悩んでいて、腹巻を使っていない人がいれば、一度試してみたらいいと思います。ほんとに。
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見た目ではわからない猫の性格

2007-11-28 20:57:51 | Weblog
 我が家では二匹目の猫を飼っている。娘が「心の癒しのために猫を飼って」という願いに答えるためだ。
 今年の5月、役場の支所に捨て猫家族が檻に入れられていた。親猫1匹、子猫4匹だが、子猫はいずれも可愛らしいのだ。
 そのうちの1匹を飼うことにした。全身雪のように白く、目は透き通った淡いブルー、品のある顔立ちで家族全員、「わー、かわいい」と大絶賛であった。
 しかし、この猫は性格が悪かった。そして素行も悪い。
 やたら噛むのである。いわゆる噛む猫です。手首のところの服を噛みつつ放つ猫キックも強烈である。
 今は太って身が重いのであるが、まだ身軽な頃はおばあちゃんの背中に飛び乗っては威嚇していた。猫に飛び乗られた(おんぶおばけみたいですが)哀れなおばあちゃんは、夢に猫が出てきてうなされたそうです。
 また、先日お風呂の浴槽を洗っていた妻がうっかり猫を風呂場に閉じ込めてしまったときのことである。(この猫はなぜか風呂場が好き)20分くらい立って、解放されたのであるが、根に持っていたのか、しばらくして妻の腕をかぷっと噛んでおりました。
 それから、娘がふざけて猫をからかって遊んだ後のこと。いくら凶暴な猫でも人間にはかなわなくて、悔しい思いをしていたよう。娘が座っていると、やおらジャンプして、頭に猫パンチを一撃くらわしたそうです。あなおそろしや、おそろしや・・・
 可愛らしいのは、朝起きて腹ペコでご飯をくれと、ぐるぐる鳴いているときだけです。
 娘もこの猫では癒しにならーん!と泣いております。
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ベートーヴェンのピアノソナタはとても難しいです

2007-11-26 20:50:17 | Weblog
 先日、娘と林澄子さんのピアノリサイタルに行った。林澄子さんのファンというわけではなく、僕の住んでいるところは田舎なのでなかなかクラシックの生演奏を聴く機会がない。たまたま近くで(車で45分)この人のリサイタルがあったので、聴きにいったわけである。
 プログラムはベートーヴェンとショパンが中心であったけど、2部のショパンはまあまあ良かった。これは娘も同意見。しかし、1部のベートーヴェンの「月光」は見事にすべりました。娘も思わず寝てしまいそうだったとのこと。実際に寝ていたおばさんがちらほらいた。
 以前僕は若手のピアニストの「熱情」を聴いたことがあったが、このときも見事に上滑りの演奏だった。どうやら、ベートーヴェンのピアノソナタの名曲を弾ききるのは、至難の業のようである。
 1年前くらいにシューベルトのピアノソナタ(ピアニストはマレイ・ペライアで最近のCD録音)19番20番を聞き込んだ後、バックハウスの「熱情」「月光」を聞き返し、大いに感動したことがあった。体の芯がきりきりと痛むような感覚だったが、バックハウスの異常な緊張感の持続は、どんな精神力をしているのだろうかと、ただただ感心するのみである。このような体験をすると、「月光」や「熱情」の基準がバックハウスの演奏になってしまったようなので、演奏会で感動することは難しいのだろうか? 
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