家族からひんしゅくをかう猫のめい！

　我が家の猫は五月に飼われ始めたので「めい」（メスで避妊手術すみ）と命名された。この猫の素行に問題があることはたびたび述べてきた。
先日も裏庭で１２歳のよぼよぼうさぎの面倒をみていると、めいが隣の庭の境目で居心地悪そうに佇んでいた。どうしたのかなと辺りを見回すと、通称「ギャング」（白地に黒ぶちのちょっと強面のネコ）が物置倉庫前にドーンと座っていた。めいはギャングにびびって、自分のすきなところ（倉庫の前）をとられてしまっていて、困っていたのであった。
　私の姿を見つけると、「ウニャ」と言って、偉そうにギャングの前に進み出た。私がメイと一緒にいるのでギャングは渋々その場を離れた。するとめいは「ウーッ！」とギャングを威嚇した。そして寝転んで背中をごしごしと地面にこすってみたりしてギャングを挑発するのだ。まさに虎の威を借るめいである。
　私は少々あきれてその場を離れると、めいは状況が変わったと察知したのか、ギャングに向かって「ニャーン」と甘ったれた声を出したのであった。
　そのことを家族に話すと、妻も娘も「情けない！」と言い、メイに軽蔑の眼差しを向けるのだが、めいは我関せずと知らん振りをしている。
　めいの前にまるというオス猫を飼っていたが、彼は弱いくせに自分のテリトリーを守ろうと外敵に果敢に立ち向かい、怪我をしては帰っている猫であった。当時、家族のみんなは、「こんなにひどい怪我をするのだったら、戦わなければいいのに」と彼を諌めたのだが、まるは戦うことを止めようとはしなかった。
　そんなまるのイメージが家族に残っているので、みんなは要領よく立ち回るめいに対して時折冷たい視線を投げかける。だけど、めいは全身真っ白なふわふわな毛に覆われており目は澄んだブルー。見た目は可愛いし、なおかつ甘え上手なので、ついつい甘えさせてしまうのが猫好き人間の性（さが）なのかもしれないし、彼女もそのことがわかっているのかもしれない。

Ｊ２愛媛ＦCの集客が悪いわけ

　ＧＷ最終日でなおかつ好天だったので、愛媛ＦＣのゲームを観戦しようと家族で出かけた。自動車で移動、約２時間で到着という予定であった。
　しかし、あと約１キロというところで、どん詰まりの渋滞。１時間で５００メートルも進まない。そうこうするうちに後半のキックオフ。あまりのかたつむり運転にギブアップ、サッカー観戦を断念しＵターンして、近くにあったパターゴルフに興じたのであった。
　ところで今日（５月６日）の愛媛ＦＣの観客数は３９００人余り、ホームのニンジニアスタジアムの収容人数は２万人である。ニンジニアスタジアムは県総合運動公園の中の１施設で、となりにとべ動物園もある。
ところがこれらの施設群のアクセスは１本の道路しかなく、駐車場も併用なのだ。今日、渋滞のため観戦を断念した人はかなりいたと思う。（結構の車が車線変更していたぞ）
　愛媛ＦＣの選手やスタッフの人たちサポーターも集客のため努力していると思う。しかし、ホームスタジアムの立地条件があまりにも悪すぎる。たとえ２万人が観戦に行こうと思っていても、試合が終わるまでに１万人も入れないのではないかという気がする。ファンサービスをいくらしても、これほどアクセスの悪いところに現在の人間が好んで行くとは思えない。
　だれもが行きやすいホームスタジアムを建設しなければ、愛媛ＦＣ経営難のため消滅ということもありえると思うのは極論だろうか？