今日は旅行の最終日です。
午前中に円山公園のしだれ桜を見て、その後京都駅でお土産を買うこととした。
ホテルレジーナからタクシーでいざ円山公園へということで、タクシーに乗り込んだのだが、このタクシーの運転手が話し好きだった。桜の名所をいろいろ教えてれたが、岡崎の平安神社とか琵琶湖疎水端がよいとしきりに言う。そして何を思ったのか、平安神社の赤い大きな鳥居前で、「ハイ、着きました」と意味不明のことを言う。「あのー、円山公園なんですけど」と言うと「ありゃー、そうじゃたねぇ、ついつい桜の名所ということで、平安神社に来てもうた」とのこと。かなり思い込みの激しい運転手さんであった。
どうして円山公園に来たかというと、しだれ桜を見たかったからです。ガイドブックにも見事なしだれ桜の写真が紹介されていたので、期待に胸を膨らませてその場所に着いた。が、「?」なのである。祇園の夜桜として名高いしだれ桜がこれ?? 桜の花の量が写真の3分の1くらいしかないんだけど・・・・・・娘いわく「疲れた中年のおっさんのような」元気のない桜の木が目の前にあった。またしても、ガイドブックとは違うところへ来てしまったのかと疑惑が湧いてきたが、他の人もここで記念撮影をぱちぱちしているので、どうやらこの目の前の桜で間違えはなさそう。近づいて桜の枝を見てみると、満開とはいえないが八分咲きくらいではある。「るるぶ情報版・京都ベストテン」の写真はいったい何だったのでしょうか?謎は深まるばかりです。
円山公園は花見の名所なので、明るいうちは若干盛り上がりにかけるようで、さっさと京都駅に向かいました。女の人たちは(母・妻・娘)は買い物にいそしんでいたが、(漬物のお店がやたら多い)僕はほとんどお土産を買わない人なので、書店でカミュの「ペスト」という本だけを買って京都記念としました。ところで僕の奥さんは「西陣織会館では400円だった小物が、同じようなものがここでは700円する」といって半ばあきれ、半ば面白がっていた。いったいどのような流通経路になっているのでしょうか?
ともかく無事に自宅に戻ったのが午後七時前、2泊3日放置された性格の悪い雌猫は「みゃあみゃあ」鳴きつつ、家族の者に甘えておりました。よく見ると餌が全く減っていない。顔も若干やつれた感じ。この猫は家の人間が誰もいなくなったので、びびりまくり食事どころではなかったようです。「ヘタレー」という意見と「案外繊細なのねえ」という意見とありましたが、ストレスのため襖をガリガリ引っ掻いて破っていることに関しては非難が集中しておりました。
こうして春の京都の旅は無事幕を閉じたのです。
午前中に円山公園のしだれ桜を見て、その後京都駅でお土産を買うこととした。
ホテルレジーナからタクシーでいざ円山公園へということで、タクシーに乗り込んだのだが、このタクシーの運転手が話し好きだった。桜の名所をいろいろ教えてれたが、岡崎の平安神社とか琵琶湖疎水端がよいとしきりに言う。そして何を思ったのか、平安神社の赤い大きな鳥居前で、「ハイ、着きました」と意味不明のことを言う。「あのー、円山公園なんですけど」と言うと「ありゃー、そうじゃたねぇ、ついつい桜の名所ということで、平安神社に来てもうた」とのこと。かなり思い込みの激しい運転手さんであった。
どうして円山公園に来たかというと、しだれ桜を見たかったからです。ガイドブックにも見事なしだれ桜の写真が紹介されていたので、期待に胸を膨らませてその場所に着いた。が、「?」なのである。祇園の夜桜として名高いしだれ桜がこれ?? 桜の花の量が写真の3分の1くらいしかないんだけど・・・・・・娘いわく「疲れた中年のおっさんのような」元気のない桜の木が目の前にあった。またしても、ガイドブックとは違うところへ来てしまったのかと疑惑が湧いてきたが、他の人もここで記念撮影をぱちぱちしているので、どうやらこの目の前の桜で間違えはなさそう。近づいて桜の枝を見てみると、満開とはいえないが八分咲きくらいではある。「るるぶ情報版・京都ベストテン」の写真はいったい何だったのでしょうか?謎は深まるばかりです。
円山公園は花見の名所なので、明るいうちは若干盛り上がりにかけるようで、さっさと京都駅に向かいました。女の人たちは(母・妻・娘)は買い物にいそしんでいたが、(漬物のお店がやたら多い)僕はほとんどお土産を買わない人なので、書店でカミュの「ペスト」という本だけを買って京都記念としました。ところで僕の奥さんは「西陣織会館では400円だった小物が、同じようなものがここでは700円する」といって半ばあきれ、半ば面白がっていた。いったいどのような流通経路になっているのでしょうか?
ともかく無事に自宅に戻ったのが午後七時前、2泊3日放置された性格の悪い雌猫は「みゃあみゃあ」鳴きつつ、家族の者に甘えておりました。よく見ると餌が全く減っていない。顔も若干やつれた感じ。この猫は家の人間が誰もいなくなったので、びびりまくり食事どころではなかったようです。「ヘタレー」という意見と「案外繊細なのねえ」という意見とありましたが、ストレスのため襖をガリガリ引っ掻いて破っていることに関しては非難が集中しておりました。
こうして春の京都の旅は無事幕を閉じたのです。
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