西野了ブログ テキトーでいいんじゃない?

日々浮かんでくる言葉をエッセイにして・・・・・・。小説は「小説を読もう 西野了」で掲載中です。

日本被団協ノーベル平和賞受賞記念報告会に行きました

2025-01-14 09:42:39 | Weblog
 遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。あと何年この言葉を言うことができるのか少々不安に思っております。
 さて呑気なわたくしが上記のような真面目な集会に行くとは自分でも多少不思議に思っております。テキトーなわたくしでも少しは社会性があるのでしょうか?今のわたくしの楽しみはNFLのプレーオフであります。果たしてカンサスシティ・チーフスが史上初のスーパーボール3連覇をするのか、チーフスを止めるのはビルズかレイブンズかはたまたライオンズ?イーグルス?と考えている呑気な60代なのですが・・・
 
 報告会でノーベル平和賞受賞の旅行をされた被団協の理事の方は話がなかなか上手いのです。核兵器廃絶のことをいろいろと話されると思ったら、まるでノルウェー・オスロの観光旅行みたいです?オスロにコンビニがあるとか、ストックホルムまで行ってからオスロに引き返すとか、カード決済はようわからんとか。それからノーベル平和賞を受賞したためか日本大使館がやたらフレンドリー、親切になったらしいです。ノーベル賞の宿泊割引もあって5万円の宿泊料が3万円になったとか!理事さんはそんな高いところに泊まったことがなかったそうですが。
 テレビでよく出ていた代表委員3氏はVIP待遇で白バイ先導誘導で道路封鎖までしてたとのこと。理事さんも晩餐会に出席されたが、何を食べたかようわからんと言ってました。

 報告者の理事さんはまるで田舎のおのぼりさんのようですが、所々被爆者差別の話を挟んでおられました。就職差別、結婚差別、子を産むときの恐怖など。それから被爆当時の惨状のトラウマが被爆者の方々が今も心身を苦しめている。助けを求めた声を振り切って自分だけ生き延びた,自責の念・・・。平山郁夫画伯が1枚だけ描き上げた「広島生変図」も写真で紹介されました。その絵は静かな廃墟の広島の風景でうsが、原爆が投下された街でしか見せない奇妙な凄惨さがあるよう感じた次第です。

 被団協の方々は長く運動を続けられてきたのは「二度と被爆者をつくってはいけないという」魂の訴え。叫びがその源泉だと思うます。だけど運動の継続には、ある種の楽天性とか普通さが必要ではないのかと呑気なわたくしは感じたのであります。

 理事さんんは「自分が生きている間に核兵器使用禁止条約ができるとは思ってもみなかった」と言われてました。いまだに日本はその会議にオブザーバー参加もしていないけど、世界はいろいろ変わっているようです。

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