暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#31

2020-08-13 15:26:06 | 日記

こんにちは。

 

<気になる材料>

  • 短期的に見れば、ボトムにタッチした今。

…大手FHアナリストの方の見立てを書き起こし。

・7/24にトランプが米ヒューストンの駐米中国総領事館を閉鎖したことを受け、リスクオフでの円買い(104前半までいった)が始まり、⇒戻ってきた今。ソニーFH 尾河さんの結論としては、この先はドル安&円安。どちらかが一方的な⇑や⇓とかは無いと見て、「再びドル円膠着が戻ってくる」と予測していました。

その理由は以下の通り。

          • ドル一辺倒ではない理由

①米大統領選の混戦(ハリス氏への有望視)

②先週の米雇用(民間のADP雇用はものすごく弱い数字だった)に比べ、先日は市場予想通りの数字が出た事。しかし、リーマンショック時に比べると、良くはない数字なので、まだまだ警戒が必要。

③昨夜に出た消費者物価指数が良い数字だった事。⇒食品、エネルギーを除くコア指数(衣料品が特に。)が4ヵ月ぶりに改善し、景気がまずまずだという事を表した。

①②③故に、経済指標が悪くなく。「エコノミックサプライズ指数」が、これまで見たことのない右肩上がりを示しており、市場予想(どんどん悪くなっていく。デノミ的な。)とは全く逆の動きな米経済。&カリフォルニア、フロリダの新型コロナ感染者が減ってきた。⇒故に、金利上昇(ドル買い)で、ドルが高くなってきた今。

          • ドルの名目実効為替レート・時系列

<3月>3/9らへんの「コロナショック相場」でドルがものすごく買われた(すべての通貨に対して。⇐皆、基軸通貨のドルを手元に持っておこうと。)⇒「これはマズい」と、FRBは各国との通貨スワップ等、為替マーケットに資産を入れて、ドル高を阻止。⇒米の金利を調整することに。

⇒ドル円相場は、今もなお調整中(直近では持ち直しているが、まだ調整中と見る)。

<4月~7月下旬>4月~7月下旬までの4ヵ月は、ドル安&円安(株の方にジャブジャブ資金が向かったので)。⇒7月下旬に米中関係の急速な悪化で(総領事館閉鎖)、円高へと(リスクオフ)。

⇒故に、一旦投機筋の調整が入った今の円下落と見ている。

<これから>上院での共和党と民主党の数字の詰めが難航している今(7月に失効した失業保険特別給付金で)。しかし、給付は必要なので(トランプも大統領令で約束しているので)、必ず出す。⇒財政支出がまた増える⇒FRBの負担が増える。

しかし、FRBの買い入れオペは減少してきているので(2.9兆ドル⇒1.6兆ドルまで減少。落ち着いてきたので、ドル供給はもうしていないFRB)、FRBの資産は右肩上がりに増えていくと見られている。

財政ファイナンスは米だけでなく各国も6~8兆ドル規模でやっている事なので、ドルだけの信認低下ではないという事。=為替が一方向に動く、という事はなく、再度戻ってくる。

  • 「イスラエルの軍事企業が、北朝鮮からSNSでサイバー攻撃を仕掛けられていた」というニュース。

…イスラエル国防省は、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が、SNSの「リンクトイン」を通じてサイバー攻撃。情報交換・転職サイトの「リンクトイン」に侵入し、イスラエル軍事企業職員にヘッドハンティングを持ち掛け、軍事企業の社内ネットワークに侵入しようとした疑い。イスラエル国防省は「情報漏洩はない」と。北の大量破壊兵器の資金源となっているラザルス…イスラエルと米は、このカードを使ってくるだろうな。

 

 

 

宜しくお願いいたします。


株価予想日記#30

2020-08-13 08:39:08 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • シカゴ日経平均は23000台へ。大幅上昇と見られる今日の東京。”業績相場”ではなく”金融相場”な今(日銀によるヘリコプターマネーで)。成長株⇔バリュー株のローテイトが続いているが、これが「バリュー株へシフト」し始めて(昨日あたり)⇒からの「バリュー&成長グロースの同時買い」へとなると、「バブルの尻尾が見えてきた」サイン。

…米金利が上昇。米の消費者物価指数が市場予想よりも良く、債券が売られての金利上昇。しかし、その後は国債入札が堅調だったこともあり、買い戻されての金利下落。米10年債は前日比⇑0.015の0.673%。

上海総合は3319(⇓21)の昨日。中国景況感が良い状況なことに対し、中国政府は経済引き締め政策を実施すると見られての、投資資金逃避による下落。中国人民銀行による引き締めか?それとも、地方政府による引き締めか?

中国は今年1/15の「第一段階の合意額」分の米農産物輸入を満たしていないことが判明した。が、米中最悪の事態にはならないと見るのが最新のマーケットの流れらしい(ハリス氏の登場で?)。大統領選のイメージゆえに、中国の輸入不履行については大事にはしたくないというトランプ&中国。両国共に、「バランスが崩れた時の経済、軍事のショック」を見計らっている今。

…NYの高級アパート家賃急落⇒人口密集地から避暑地へ富裕層が流れている今。しかし、コロナ影響のない富裕層が”平日の職場(テレワークの)”として買っている。⇒「4~6ヶ月後には家賃は戻るだろう」と、NYの不動産屋。really?

…OPECは2020年の原油需要見通しを引き下げ、日量700万バレルの生産に引き下げる、とした。「今後は回復する」としたものの、懐疑的な見方のマーケット。くっきりと明暗が別れた産油国(米>ロシア>サウジ)。米の原油在庫が3週連続で減少しており、WTIは上昇。それに対して、サウジアラムコは原油需要低下での価格低下で、収益悪化懸念から「コストを削減していく」と発表。

…日銀のREIT購入額上限がどんどん近付いている今。テレワークによるオフィス空室率上昇や、日銀は買い入れ額を減少させている(緩和姿勢引き締め方向に向かっている日銀)事から。しかし、年末にはREIT買い入れの上限を15%引き上げるとした日銀。とりあえず安泰か。

…米カーライル(投機ファンド):今後、日本企業(非公開株)に1兆円超の投資金を入れると表明(大きい案件は数千億規模)。アジアへの投資金を日本へ振り向けるとした。

…日本の工作機械受注回復:中国からの需要増で。しかし、底打ちは未だと見ている。

…中国の地方政府で、公務員の給料未払いリスクが高まっている今。

…明日はメジャーSQ。昼から利確入りそう。

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。