おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- PM5時からの安倍さん会見と(何故いつものPM6時じゃないのか)&南シナの精度の低い中国4発に対する米の報復に最大の警戒を!
…ジャクソンホール。パウエルは
①ゼロ金利政策を今後も長期にわたって継続することを示唆した。
②物価上昇率が目標を一時的に2%を上回ることを容認した(FRBは 2011以降、物価目標を2%にしてきた)。
「ジャクソンは地均しくらい」とマーケットは見ていたが、いきなりの新政策で、マーケットはショック状態に。何故ジャクソンで新政策を発表したのか?
①9月FOMCでの「YCC議論」で金利上昇するのを食い止める目的。
②9月FOMCまで、少し間が開くので、金利上昇etc.防止目的で。
③CPIが低いので、金利が消えてしまうことを警戒しているFRB。
ショック状態は為替へと現れ、「ドル安円安(米日金利ゼロなので)」地合いが”静かなる円高の予兆”方向へと向。
⇒ずっと107円台だったが(コロナ前からずっと月末は107円台)、⇒実需の円買い(為替予約)(4月は輸出ダウンで貿易赤字。しかし、6月以降、対米中で黒字となってきたので)が増加すると見られている。⇒今後、貿易収支がドル円に影響を強く与えていく材料になる、と日経新聞編集委員。
…当面の間、物価目標(インフレ目標)を”2%を上回る水準”を目指すとしたFRB(=2%を超えてもOKとする、と。低・中所得者層の失業に配慮した形)。しばらくは利上げはしない、とも(今後の大きなサポート材料が出てきたと受け取ったマーケット)。なので、米ダウが急伸。金融が特に上昇したので、日本も景気敏感株や金融、銀行が上昇か。ハイテクetc.グロースが下落か。
<株>
①新政策が出たが、日本には限定的、と。
②PM17:00からの安倍さんの会見が非常に外国人の注目(解散総選挙の有無)。
イベントも通過し、あとは9月以降の”次のエネルギーを仕込む時期”が始まる。⇒「耐久財、機械、設備、資本財、一般消費財」を推していたニッセイ基礎研。
<為替>
・パウエルの「平均して2%の物価目標」で、ドル急落。イベント通過で方向感なしの今日、と。
今後は、昨夜を受けての更なるジャブジャブからくるドル安方向と見る三井住友系(今は実質1.6%くらいなので、2%までのこの空白を埋める的なことをパウエルは示唆していたので)。しかし、ドル売りポジが大きく溜まっているので、年内100まで行くかも、とも。本当?(ちなみに、ソニーの尾河さんは豪ドル推しでした。GOLDや資源の急騰(景気回復予測で)を見越しての)
…米国防省は、26日朝に中国が発射したミサイルについて、「懸念」と表明(言葉だけで終わりにする筈がない。相手の身ぐるみ全部はぎ取って没収するというのが、経済893な米国のお家芸なので)。中国は米イージス艦が南シナ海を航行したことを受け、「我が国の主権を著しく損なった」と敏感に怒反応。布告。
…中国が、西沙諸島領海内に侵入した米駆逐艦に対し非難表明。偶発的な衝突懸念が増している今。
よろしくお願いいたします。