おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- ダウ・SP500・SOX指数が過去最高値更新も、”アルケゴス問題がマーケットに及ぼす悪影響”を常に想像・意識すること。
…プライムブローカー(CTAも絡んでいる?)らの談合が発覚の前週に行われていた、との情報もある今回の件ですが(とある企業の公募増資発表をわざと16時に充てた、とも)。FEDを巻き込んだグレートリセットの米金利上昇に注意(しかし、米長期金利は頭を打ったと見る向きも多い今のマーケット)。
バイデンの第2弾経済対策(交通インフラ投資での雇用創出、半導体生産工場の自国回帰後押し)&イエレンさん発言「各国で最低法人税率を引き上げましょう」の掛け声(コロナ対策費用で財源欲しいイエレンさん)。しかし、アイルランドetc. 法人税率引き上げで激しい論争が起こると見られています。
米景況感がこれだけ良いのに、米長期金利が落ち着いている今なので(ナスダックも相次ぐ上場来高値)、4月後半の決算も良いと強気に見られています。
…これまでは資源国通貨が強かったが故の(資源価格上昇で)円安だった、という面があったが(米長期金利上昇での$高と)。
直近での原油価・銅価格の頭打ちで「これ以上の円安の材料はない」とSMBC日興証券ノジさん。
…イランが原油の生産を増やしていると見られることから(対中国輸出のための増産か)、油価が下がっている最近です。イラン始め、欧ではこれから選挙が目白押しな今年。よそうかい.comの松本さんは「油強気・GOLD底打ったか」と(この前の1600台が底と)。
…イエレンさんが「最低法人税率の設定を目指す」「G20各国は最低法人税率の引き下げ競争をやめよう」と発言したという報道。
「各国が協議して、今後の危機に対する準備資金を確保しましょう」的な内容を仰っていたとの報道でしたが。この裏には米企業の海外移転を防ぐ狙いがあると見られています。
今後の5~10年で、AI用の半導体の技術革新が進むと見られており(AIのスピード、処理能力の速度etc. で)、これまでの米大手IT企業は海外の半導体生産工場(主にアジア)に生産を委託していましたが、バイデン大統領はこれを防ぐため、インフラ投資計画で半導体装置メーカーへの投資も盛り込み、半導体装置生産を自国回帰政策に乗り出しています(テキサス州・アリゾナ州を第2のシリコンバレーにしようと)。
…バークシャ・ハサウェイの円債(円建社債)は、長期投資と見られています(追加の日本商社株買もあるかもと見られている)。日米金利差も魅力 & 配当利回り(インカムゲイン)も魅力。
⇒今回のバークシャ・ハサウェイの円建商社社債だけでなく、銀行・電鉄etc. の出遅れ株による円建社債を他ファンドも作ってくると見られていると日経編集委員。
…Javaを巡ってのoracle vs Google訴訟。Google側が回避。oracle側はこの訴訟で3兆3000億円の利益を見積もっていたとの事。
…IMF世界経済見通しが今夜にありますが。中国の3月非製造業PMIにも注意な今日。
よろしくお願いいたします。