暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#204

2021-04-28 08:14:27 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 「23年度の消費者物価(物価見通し)は1%」と予想した日銀(8年経っても物価目標2%に達しない事を「残念です」で括った黒田総裁)。

…今夜はFOMCの結果発表&バイデンの施政方針演説があります。7年債入札に向け10年債金利は上昇。

(今夜のFOMCは無難と見られているが、もしパウエル議長が現状の”市場との温度差(乖離)"についての説明で、マーケットに不信感を煽るような発言(「まだインフレではない」的な)をすれば、マーケットは”金利上昇”(国債売り)方向へと動くだろう、と大和証券カドヤさん。昨夜のNYは4月コンファレンスボードも2月S&Pケースシラーも強い数字で、「住宅価格はこの先数年を織り込む済みなので、下落に懸念」とも)。

米はインフレへ、日本はデフレへ(賃金が下方。輸出も危うい。日銀とマーケットの動きが反比例している今etc. )。⇒「来年前半は日本の景気はさえないだろう」と日生基礎研のヤジマさん。

「今夜の施政方針演説での”対中政策”に注目」とも。”同盟国と強調して対中政策をしていく”etc. の文言が入れば、日本にとっては不利になる、と見ている。この先5~10年で中国の生産人口が減少していくと見られており(∴中国の軍拡も難しいと見られている)、∴習は3期目でますます強硬になっていく。⇒内政化・内需化へと。⇒他国からの輸入を必要としなくなる。⇒プレミアム(安心安全)なものしか輸入しなくなる、と。「燃料電池は日本が優秀」とは、中国の燃料電池開発企業リファイア。

…NYのホリコさん。

①「実は多くの富裕層が恩恵を受けられるような”抜け道”が作られている、今回のキャピタルゲイン増税案」

現在は控除されていない「連邦税(37%)+所得税(13%)」(トランプが控除を外した)を、「控除を復活させる」としたバイデン。なおかつ「上限撤廃」も盛り込んだので、高額所得者の税率が下がることに(実質減?)。

②「期待がリードする相場はもう終わった」

1980~今まで、”期待で上昇””業績で上昇”を10年スパンで繰り返したきた米マーケット。∴今後10年は「米1990年代の業績相場に戻る」とホリコさん(映画「ウォルストリート」のような仕手相場か。1990年代=株価収益率が重要視されていた)。∴業績を示せる企業、示せない企業の選別を見て(パフォーマンスが大きく違ってくるので)、とも。

(映画「ウォルストリート」では、「下落した銘柄を何でもいいから、ことごとくザルで掬うように買え!」と部下に怒鳴ってた)

…三菱UFJ信託銀行の沖本さん。

          • 今夜のFOMCはトレンド転換にはならないと見ている。
          • しかし、投機筋はポジション転換をしている今。

①日米金利差縮小での$高円安だったが、”行き過ぎ”。

⇒世界経済、特に米経済の回復が強いのだが、日本国内においては海外からの実需が落ちている今(海外からの受注が減少している今)、外国人投機筋の”日本株離れ”が加速中(円安因)。

②米の実質金利が-0.8%まで戻している今(BEIが低下)。

⇒FRBのテーパリング開始までは、米実質金利の上昇は無いと見られる。∴$売りは継続されると見られている。(向こう3ヵ月は106円後半~107円前半と)(米の消費者マインド強での$高で、今日のNYは、ユーロ円で2018.10月以来の円安へと)

…1位ナイジェリア、2位ベトナム、3位フィリピン、4位トルコ&ペルー、5位スイス。

BTC保有量ランキング(byエミン)。2極が存在していて混沌マーケットだという事が改めて見えてきます(※エミンはトルコ出身だそうです。トルコ内情に精通。リラのことはあまり書いていないが。)

…昨日のストックボイスで「G.W明けた時の方が上昇方向に戻していく」と見ていたフェアラインパートナーズの堀川さん。「こんなに方向感のない相場は非常にまれ」とも。&米が戻しているのに日本は戻してこない。追随しなくなってきた。

…世界の貨物量が非常に強く、∴スケジュール全てが狂っている港湾・海運。+雑魚寝港湾労働者でコロナ蔓延、⇒更にスケジュール不透明へと。

⇒も、ワクチン接種率⇑で、「数か月でスケジュールは元通りになると見ている。その後は消費・外食・レジャーetc. コロナで落ち込んでいた業種も復活へと」と、ネガティブFTが珍しくポジティブ論を展開。

…米料理宅配は増収減益。手数料を最大30%upへと(ウーバーとかにチップを渡す慣習が無いので、チップ分を組み込んだ)。⇒日本へ波及するかも。

…OPECプラス。5~7月で「段階的に減産規模を縮小していく(減産を緩和していく)」と発表したことで(景気⇑の、需要⇑と見て)、原油・エネ銘柄も⇑の今日のNY。”減産規模の縮小”が、好材料と捉えられた今日のNY(=米のインフレ圧が凄いと見られる)。

…台湾半導体に「水不足」という新たなミッションが!水不足問題が直撃している台湾。

…インドの変異型コロナウイルスが日本に及ぼす影響が懸念され始めています。ワクチンの有効性を下げる、自己免疫力を下げるetc. 色々と不透明なインド変異株。(”80歳の方が罹患していた”というのは、市中に一定数は居そう?)

…アルファベット決算は純利2.6倍、珍しく時間外で4%上昇(YOUTUBEの広告収入で⇑)。マイクロソフトは44%増益(50%増収)、時間外3%下落(も、時価総額はトヨタの10倍)。

…気になるのは、バイデンが最低賃金の引き上げ(大統領令に署名した)に、”財政調整法”のラスト1枚のカードを切らなかった事。じゃあ、この後の「なに」にこのカードを使うのか。7月にはバイデンの発令権も削がれてしまうので、それまでに大きな材料が出てきそうな。

 

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。