暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#194

2021-04-14 08:36:32 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 米CPIが市場予想を上回ったのに、米長期金利は安定(というか爆下落)。ガソリンが物凄く上昇していたが、それほど⇑とはならなかった米CPI。①米金利がここまで下がるとはマーケットは思っていなかった。②米30年債も物凄く堅調で、それが更に輪をかけて、ドスンと金利⇓、∴完全に消化済み。…⇒金利低下(マーケット思惑の「2%超」とはならず)の因は、米タームプレミアムの急上昇(米長期債を買ってもらうためにつけている)、今は一服も。

…昨夜のWORLD MARKETZで、マネックス吉田さんは「今後は株安が米金利上昇の因となってくる」と(金利⇑は、”株⇓にさせて金利⇑を抑えていく”という作戦のFRBだった。∴ダウ安株安で$が売られるという事か?)。

NYの為替も「潮目が変わった」と「中長期的な円高方向へ進む」と見ていたJPモルガンチェース銀行のササキさん。

「物価下落は、=通貨価値の上昇」。①バイデンの財政出動で米物価上昇(⇑2.3%)、②日本はデフレ(今後も横ばいと見られる。携帯料金⇓・GoTo×により)。⇒∴13年ぶりのインフレ率の差となっている今。∴中長期的に円高圧力が高まってくると見られる。米CPIに注目!

大和証券の谷さんも、「金利上昇は一服(3月末の1.78%が天井だった)」⇒今後は横ばい(しかし、基調的には上昇とも)。「7~9月頃に転換的な事態になる」とも(テーパリング宣言すると見ている)。自然な金利上昇ではなく、”出口”という事での金利上昇になると見るので、

            1. テーパリング宣言で「2023年利上げ」とマーケットは織り込んで「ドーンと一気にリスクオフになってくる」とも。
            2. その後は金利は横ばい、とも。2日前にパウエルFRB議長が「米は”変曲点”を迎えている」と発言。これは「今後、米経済も変曲点へ向かう」という事を匂わせており(インフレ方向と認めている)、∴どんどん利上げしていく、とマーケットに受け止められています。

⇒ゆえに、今でも経済回復が財政出動で独走状態の米であるのに、「利上げする」となると、「テーパリング(出口政策)で、マーケットは”正常に戻った”での上昇が始まる」ではなく、「出口を始めたので、リスクオフ方向(インフレ懸念で)」という見方もしておかなければならない、とも谷さん。

…台湾$の急落。米が台湾を「為替操作国」に認定する、との観測が広まったことから。

今月末にも操作国に加えると見られています。米は脱中国依存での、台湾へシフト中な今。∴台湾との貿易赤字が拡大し、これに対しての措置と見られている。関税(引き上げる)とも言われています。そうなると両者の関係にはヒビが入るだろう、とも。中国からの嫌がらせを米に守ってもらっている台湾は、強く言えないか。

…中国3月貿易統計は輸出入ともに過去最高。コロナ禍でのマスク・防護服etc. が牽引。

国有企業である中国不良債権ファンドを巡る混乱。昨日に急落したこのファンドの社債。大手銀行の不良債権を請け負っていた(FRBがブラックロックに丸投げしていたスタイルをマネしてた当局)。⇒しかし、債権処理をやっていなかった。⇒今後、中国での不良債権問題は、全体を揺さぶることになると見られている(不良債権:大手銀行が20%⇑を抱えている)。しかし、経営破綻とは考えられない、とも(7/1に100周年イベントなので、体裁を保つため)。⇒∴マーケットが思ったより進んでいなかった中国当局のバブル不良債権処理。

…ウクライナ国境にロシア軍4万人が集結している今。クリミア半島にも。バイデンがTELでプーチンに懸念を示したとの報道も。「近く、”第3国で対面会談したい”」と提案したバイデン。来週の温暖化サミットにプーチンを招待している。

…スエズ運河の座礁船が戻らず。積荷etc. で。「長期戦になる」とも。

…バイデン政権「今年9/11までにアフガニスタンから完全撤退する」と(2001年のテロから20年経ったので)。&「秋までに駐ドイツ米軍を増やす」と米高官。対ロシア政策で(トランプは独から撤退させるとしていた)。

…イスラエル商船が、イランによる攻撃を受けた、とレバノンメディアの報道。&イランは「60%濃縮を始めた」と。

イラン政府(外務次官)は、「ナタンズ(イスラエルの攻撃を受けた原子力施設)で、近いうちに遠心分離機を再設置する & 5000機⇒6000機に増やす」と。

…シンガポールの配車大手「グラブ」が米SPAC上場へ。「シンガポールの時代が来る」と日経FT記者。

…今日の注目。

ベージュブック、コインベース上場、JPモルガンチェース決算、ブラックロック決算。

 

 

 

 

 


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