こんばんは。
<気になる材料>
- 「何でもかんでも上がる」という相場はもう終わった米。
…バイデン政権の現金給付はマーケットには来ていないことが確認されつつあり(消費の方向に向かっている)、やはり米に流入する投資資金は「業績&選別相場を作っていくだろう」とMX。
各国でコロナ変異種が蔓延し、とりわけワクチン戦で負けた日本は終息が全く見えず。(CDCは「カリフォルニア変異種に注意」と。印では1つのウイルス内に2つの変異が起こる”2重変異”が確認されている)
6月末には住宅の家賃滞納での立ち退き猶予期限が迫っており、またまた米銀のアセットリスク問題が浮上すると、今日の日経にはありましたが(しかし、NYのホリコさんは「米銀の価値は低く見積もられすぎ」と仰っていました)、今はほぼパーフェクトに強い米マーケットです。
…原油と米株は連動するのですが(∴HY債売り⇒ソブリン債売り⇒原油売り)。
opec(&あの慎重なサウジまで) ⇒ 5・6月~の減産幅を縮小していき、”元に戻す”と言い出してきましたが(景気回復からの、需要見通し上方修正から)。想定通りに景気は回復するのか?(こんなにもコロナ変異種が蔓延している中で)という疑問 & (いい加減な中東各国が)本当に減産を順守できるか、が今後のリスクと見られています。
経験則では「$安で、油価上昇」「$高だと、油価安」ですが。
みずほ証券中島さんは「バイデンは巨額経済対策をほぼ法人税増税で賄うつもりで ⇒∴米は成長率6.4%と見られ、世界経済をけん引していく事になり、 ⇒∴$高方向 ⇒∴原油安へと」と。
…今夜(未明)のスガ&バイデン会談に注目。この前の米のプライス報道官の「北京オリンピックボイコットを同盟国と協議」(撤回しましたが)について、中国は東京オリンピックで復讐してくるとの見方もマーケットにはあるようです。
よろしくお願い致します。